NR永津線

概要

 NR永津線は、永京駅(ながきょうえき)と津喜県津喜市中央区の鹿居駅(しかいえき)を結ぶ、NR今北の路線です。元は貨物線として計画されましたが、沿線の住宅開発が一部区間で進んでいたことから、旅客列車も走る路線として建設されることになりました。永京都心と津喜県内を結ぶ大動脈の一つとして機能しており、またNR宮野木線に乗り入れる電車も永京駅-新浦原駅間などで運行されています。

 管轄 今北旅客鉄道

 軌間 1067mm

 複線区間 全線

 電化区間 全線(直流1500V)

 保安装置 ATS-P

 最高速度 130km/h


運行形態

 2024年3月16日改正時点では、特急、通勤快速、各駅停車が運行されています。

 特急は永京駅から外郷線の勝浦駅まで運行されており、2時間から3時間に1本ほどが運行されています。停車駅は永京を出ると海浜検見浜(一部のみ)、鹿居、柿鳥(一部のみ)、土気(一部のみ)、小網、物原、上得一ノ宮、興ノ瀬、勝浦となっています。編成は5両編成です。

 通勤快速は朝の上り2本のみが運行されています。

 日中は各駅停車が毎時6本、宮野木線直通の各駅停車が毎時3本運行されています。

車両

N1602系5000番台

 2010年3月ダイヤ改正でデビューした車両で、永津線の主力車両です。10両編成を基本としており、全編成が永津車両センターに配置されています。

 4両編成と6両編成に分割できる編成もあり、朝には勝浦及び成東から津喜方面へ向かった後、途中の権田で2編成を連結する運用が設定されています。

1528系500番台

 永津線編成が10連1本のみ活躍しているほか、宮野木線編成の8連は多くの編成が活躍しています。

 永津線編成、宮野木線編成共に元々は信濃・両武線で活躍していました。

 なお、2024年3月15日以前の宮野木線直通列車は、日中時間帯に限り快速運転を行っていました。

N1600系

 信濃・両武線から転属してきた車両で、宮野木線直通電車の主力車両です。

沿線概況

 起点の永京駅は地下にある「永津ホーム」から発着します。永津ホームは2面4線。しかし他の永京駅のホームから離れており、沿線にある観光地へ向かう際に「ホームが遠すぎる」とよくネタにされる場所でもあります。ここから中島駅手前までは地下を走り、中島駅で地上に出ます。

 中島駅(なかしまえき)は、永京環状線と接続している駅です。ここからは乗り換えることで北にある但馬護町駅(たまごちょうえき)や高品駅(たかしなえき)へ向かうことができることから、この駅で乗り換える乗客も多いようです。永津線延伸前は周辺に工場があるだけの駅だったのですが、開業以降は利便性が高まり、再開発も行われました。その結果周辺にはタワーマンションが建ち並ぶようになり、利用客数は年々増加しています。

 中島駅の次の木材座駅(もくざいざえき)は、永津線のライバル路線である結急ベイコネクト線と接続している駅です。またNR赤羽線の終着駅でもあり、永津線ホームの下から赤羽線蓮庭・折袋方面行きが発着しています。昼間は直通電車がありませんが、ラッシュ時になると直通電車や赤羽線直通の特急電車も運行されています。

 新浦原駅は結急外環ラインと結急ベイコネクト線に接続している駅です。この駅は2面4線構造となっており、宮野木線直通電車はこの駅からしばらく進んだところで分岐していきます。南船瀬(みなみふなせ)駅は逆に宮野木線の海浜検見浜行きが合流してくる駅です。こちらも2面2線構造ですが、中央の2線は宮野木線電車の折り返し専用線となっており、昼間に運行される宮野木線電車の半数はこの南船瀬駅で折り返します。

 新習志野駅では再び結急ベイコネクト線と合流しますが、快速電車は止まりません。永津線と宮野木線の車両基地「永津車両センター(津ナツ)」への出入庫線があり、この駅始発や終着の電車が何本か存在しています。快速電車を止めて欲しいという要望が多いですが、NR今北としては結急に乗客流出するのが嫌らしく、かたくなに快速電車を止めようとしません。

 海浜検見浜駅は津喜県と津喜市が開発を進めた「海浜ニュータウン」の中心となる駅です。現在でこそ駅周辺に多くの企業の本社ビルなどが建っていますが、開業当初はそれほど開発が進んでおらず、特急どころか快速も通過していました。この海浜検見浜を出ると、新花見川駅、稲木海岸駅を経由し、団地を横目に見ながら津喜港駅へ進んでいきます。

 稲木海岸駅から津喜港駅(つきこうえき)までは、津喜都市モノレールとほぼ並行して走ります。津喜駅を通らない永津線ですが、津喜港駅で津喜都市モノレールに乗り換えることで、津喜駅へ行くことが可能です。その津喜港駅は、永津線では珍しく2面3線で待避が出来る駅となっています。

 終点の鹿居駅は、3番線と4番線が永津線ホームとして扱われていますが、特急や外郷線直通の各駅停車は2番線と5番線を使用します。そのため、日中に3番線、4番線から発着する電車は、1時間に1本しかありません。

過去の車両

1524系

 1990年に永京まで延伸された際に導入された車両である。

 2010年からN1602系が導入されたことに伴い、他の路線に転用された。

 2005年からは永京環状線などで運行されていた編成が転入した。

1522系

 2005年から2011年まで活躍していた。

1520系

 2006年に信濃快速線から転用された車両。普段は10両編成であるが、4両編成と6両編成に分割することが可能で、光鐘線直通運用などに用いられていた。2013年にN1602系分割対応編成が導入されたことに伴い廃車となった。

1512系

 永津線開業時から2006年まで用いられていた車両。画像は高運転台タイプであるが、低運転台タイプの車両も活躍していた。開業間もない頃は永津車両センターがまだ存在していなかったことから、当時の幕沼車両センター(津マク)の信濃・両武線編成(黄色)を充当したこともあった。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2024年03月15日

当ページ公開開始日 2020年07月04日