鹿原北宮線

概要

 鹿原北宮線(きたみやせん)は、永京都の巣鴨駅(すがもえき)から、左鳥県の殖蓮駅(うえはすえき)までを結ぶ、鹿原鉄道の路線です。巣鴨駅からは地下鉄に直通し、永京都心と沿線地域を結ぶ役割を果たしているほか、支線もいくつか存在しています。

 このページでは、北宮線系統に属する支線も含めて解説を行います。

区間別解説

巣鴨駅-衣宮駅

 永京都心と見沼県の県庁所在地であるみぬま市内を結ぶ、当路線で最も需要のある区間です。

 日中1時間あたりの運行本数は、巣鴨駅方面発着の特急が1本、急行が6本、地下鉄西都心線から来て仲宿駅で合流する快速急行が2本、各駅停車が巣鴨駅-河戸駅間で12本、河戸駅-衣宮駅間で6本となっています。

 起点の巣鴨駅(すがもえき)は地下2面4線の駅で、地下鉄白金線と共同使用している駅になります。ここで接続している地下鉄白金線は、永京都心の東側を経由し、真先駅(まさきえき)まで向かう路線です。その先では永急真先線と直通運転を行っており、その関係で永急電鉄の車両もやってきます。

 巣鴨駅を出ると、都心に近い閑静な住宅街の中を走っていきます。板橋駅(いたばしえき)ではライバルのNR赤羽線と交差します。赤羽線は元々赤羽止まりでしたが、現在は貨物線を経由して衣宮駅まで乗り入れる電車もあります。


 仲宿駅(なかやどえき)も住宅街の中にある駅ですが、2008年に地下鉄西都心線が開業すると、その接続を行う駅として特急や急行なども停車するようになりました。

 志村駅(しむらえき)で鹿原本線西新井駅(にしあらいえき)よりやってきた江北線(こうほくせん)と交差しつつ進んでいくと、持木台線と分岐する河戸駅(かわどえき)に到着します。

 河戸駅は2面4線の高架駅。永京外環電鉄と交差する駅であり、永京外環電鉄は当路線よりも更に高い位置にホームがあります。各駅停車の半数はこの駅から持木台線に入ります。

 荒川を渡って見沼県内に入ると、高規格な高架線がしばらく続いていきます。また、東北高速線が進行方向右から合流し、当路線の線路を越えて左側に併走していきます。

 この区間が高規格化されたのは東北高速線を建設する際の騒音保証のためであり、私鉄線でありながらNR線に十分対抗できる設備を活かして、特急では最高速度120km/h運転が行われています。

持木台線(河戸駅-持木台駅)

 1968年に持木台団地へのアクセス路線として開業しました。全線が高架路線であり、終点の持木台駅には永京地下鉄白金線の車両基地が設けられています。車両基地は、2018年3月まで永京都交通局が所有していましたが、永京地下鉄との経営統合で永京地下鉄の所有となりました。

衣宮駅-尾曳駅

 この区間は、永京都心及び衣宮エリアのベッドタウンとして、沿線に多くの戸建て住宅が立ち並んでいるエリアです。途中の内宿駅(うちじゅくえき)には車両基地があり、昼間の各駅停車はこの駅で折り返します。

 都心からの急行は、鹿原久喜線と接続する志多見駅(しだみえき)まで走ります。特急を除く電車はこの駅で系統分断されており、志多見駅からは殖蓮駅・葛生線方面への普通電車が走っていきます。

 途中の尾曳駅(おびきえき)までは、殖蓮駅方面と葛生線方面の普通列車が併せて15分間隔で運行されていますが、尾曳駅からは普通列車30分間隔、特急1時間間隔に本数が減ります。一部の列車ではワンマン運転が行われています。

 尾曳駅では小泉方面の小泉線・熊谷線も分岐します。小泉線も同じく30分間隔で、朝と夕方にはその先で分岐する熊谷線熊谷駅(くまがやえき)方面の直通列車も運行されています。


尾曳駅-殖蓮駅

 金山駅(かなやまえき)では、再び小泉線と合流するほか、渡橋電鉄線(わたはしでんてつせん)と接続しています。渡橋電鉄は左鳥県の県庁所在地である渡橋市や、ターミナル駅の高前駅(たかまええき)方面へ向かう電車で、当路線への直通列車も設定されています。

 殖蓮駅までもう一息の剛志駅(つよしえき)では、本庄駅(ほんじょうえき)からの本庄線と接続します。ここからは本庄線の列車と併せて再び15分間隔となり、終点の殖蓮駅(うえはすえき)に到着します。

 「殖蓮」という地名は難読で、初見ではなかなか読みにくい(「しょくれん」と読む人などもいます)ことから、列車の行き先表示は「うえはす」とひらがな表記されるようになっています。



※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年02月25日

当ページ公開開始日 2018年05月29日