55系・65系

55系(津喜線仕様)

 1988年にデビューした55系は、老朽化した旧型車両の置き換えと、電車の消費電力量削減を目的に登場した。

 車体はアルミ製、制御装置は電気子チョッパ制御という当時の永京高速度交通としては標準的な設計。1994年までにすべての広鐘線(現:津喜線)車両が55系に置き換えられた。

 広鐘線には10両編成17本が導入され、そのうち第12編成以降についてはドアの幅が広い「ワイドドア車両」となっている。このワイドドアはラッシュ時の混雑緩和対策として導入されたものであったが、ドアの開閉時間が延びるなどの問題があった。

 ワイドドア車はホームドア導入の支障になることから、後述の65系に置き換えられた。

 2018年3月10日の「永京~日向道場間の両得電鉄化」では、17本の内、8本が両得電鉄に譲渡された。ただし仕様は永京地下鉄所属車両と同じであり、車両メンテナンスも永京地下鉄が行っている(ほかの編成と見分ける方法は、ロゴ表記などが両得電鉄仕様であることなど)。

更新車(10連3本)

ワイドドア車

55系(民谷線仕様)

 地下鉄民谷線の開業と同時に導入された車両が55系である。この電車は地下鉄広鐘線の55系0番台と基本的な仕様を合わせてあり、両得電鉄内での習熟運転を効率よく行えるようにしている。

 性能は最高速度110km/h、加速度が3.3km/h/sである。両得電鉄線では各駅停車をメインに使用される。低速度域は加速が多少両得電鉄の車両より良いらしい。制御装置は2012年から修繕工事が行われており、制御装置のVVVFインバータ化、LCDの設置が行われた。

 全編成が10両編成。ホームドアへの対応も問題がないため、今後も引き続き使用される予定である。

65系

 2017年3月ダイヤ改正で登場した車両で、55系ワイドドア車10連6本を2019年3月までに置き換えた。2021年度には追加で10連3本が導入され、55系の更新車は民谷線に転属する予定だ。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2022年05月17日

当ページ公開開始日 2019年05月25日