永越516系

 2002年に登場した通勤電車である。高度成長期に導入された抵抗制御の通勤型車両が置き換えの時期となっており、また車両のバリアフリー対応も必要となっていた。これらの課題を解決するため、バリアフリーに対応した省エネルギー車両である516系が開発された。

 516系は最新の技術、設計をいくつか採用している。まず車体は、岐阜車輌製造の「岐阜ブロック構造」を採用した。従来よりも低コストで製造できる工法であり、京香電鉄や永尾電鉄などの他の私鉄でも採用された。どの私鉄に導入された車輌も、基本設計を共通化しており、量産効果によってさらなる低コスト化を実現している。

 車輌情報管理システムも採用した。従来のモニタ装置より高機能となっており、メンテナンス時間の短縮や案内表示器、空調機器の自動制御ができるようになった。

 優れた設計であったことから、導入は2017年まで続けられ、今では永越鉄道の主力車両として活躍している。


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当ページ最終更新日 2023年02月25日

当ページ最終更新日 2020年06月17日