永阪45000系

 2008年、大阪側で新しい路線が開業することになり、それに備えて車両のデザインを変更することになりました。このデザイン変更は、大阪側の区間だけでなく、名古屋、静岡、そして東京側の区間でも行う大規模な計画です。

 その一環として、新型車両「45000系」が2008年登場しました。大阪側の区間に導入された「31000系」の姉妹車両ですが、塗装とドアの数が4ドアに増やされているのが異なります。

 前面のデザインが特徴的ですが、このデザインは「つなぐ」がテーマ。窓の下、紺色の部分には横方向に線が7本入れられていますが、この7本線は沿線の主要都市(東京、横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、大阪)を表しています。

 メインカラーは紺色。従来から4ドア車のカラーとして用いられてきましたが、上部をネイビーブルー、下部をホワイト、そしてその中間にブルーという配色にすることで、イメージチェンジしました。

 ホワイトは汚れが目立ちやすいため、こまめに車体を洗浄する必要があります。ですが、従来から他社に比べて洗浄頻度が高い高速電車ではあまり問題になりませんでした。

 内装デザインも一新しており、濃いグレーの内壁と黒の床を組み合わせることで、都会的でクールなデザインにしています。つり革や座席の背面、ドア上の案内表示機付近はブルーとしており、目立ちアクセントにもなるようデザインされました。

側面の窓は、ドアの窓を除いてUVカットガラスを採用。他社では日差し除けを省略することが増えましたが、高速電車では自由な位置で調節可能な日差し除けを設置しています。

 車両の機能は両得電鉄10系100番台に合わせてあり、最高速度120km/h、加速度3.3km/h/sの性能を確保。走行特性が従来の車両より多少異なりますが、地下鉄直通運用でも線内急行運用でもある程度満足できる汎用性は評判が良いようです。

 インテリア、エクステリアデザインは両方とも評判がよく、大きな変更がないまま2018年度も導入されました。

 2023年3月18日ダイヤ改正より運行開始した新塗装車。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年03月18日

当ページ公開開始日 2020年07月18日