2003年の8連運用開始時に登場した車両です。両得電鉄直通協定に準じた仕様の車両で、ベースとなっているのは両得80系100番台です。10系もすでに登場している時期に導入されましたが、80系100番台の方が走行実績があることや、車両価格が安いということで80系100番台ベースとなったようです。
帯の色を赤色に変えた以外は80系100番台のまま。ただ、せめて前の部分だけはオリジナリティを持たせたいということで、ライトの高さを若干低くしてあります。また、非常扉の窓の底辺も下げて、乗務員室及び客室からの前方視界を良くしました。
2003年度に8連3本、2004年度に8連1本、2006年度に8連2本が導入されたほか、2017年には1000系3次車(1007F)増結用中間車として付随車2両、電動車2両の合計4両が導入されました。
2017年度に導入された1000系3次車増結用中間車。
1000系3次車増結用中間車は、1000系の伝送システム、2000系の制御装置(IGBT-VVVF)、そして両得10系100番台に準じた車体という3つの車両が混ざり合った車両になります。2000系と同じステンレス車体ということで、1000系の増結中間車でありながら「2000系」として区分されています。