西方本線

概要

 西方本線(にしかたほんせん)は、神場府神場市の江東駅(こうとうえき)から、石和県石和市の石和本町駅(いさわほんまちえき)までを結ぶ、西方鉄道の鉄道路線です。石和県の県庁所在地である石和と、神場都心を結ぶ交通網の一つであり、都市間輸送、地域輸送の両方を担う重要な路線です。

 管轄 西方鉄道

 軌間 1067mm

 複線区間 江東駅-牛久駅

 電化区間 全線(直流1500V)

 保安装置 西方ATS

 最高速度 130km/h

運行形態

江東駅-鳥豊坂城駅間(日中1時間あたり)

・特急1本

・急行3本

・快速3本

・普通6本(江東-矢掛間は12本)

鳥豊坂城駅-石和本町駅(日中1時間あたり)

・特急1本

・急行3本

・快速3本(東養老駅から草牟田線草牟田まで直通)

 (なお、毎時1本東養老駅で切り離しを行い、3両が船越線船越まで直通する運用があります)

・(響神宮-石和本町間)普通3本

・(滝井-杉藤-石和本町)普通4本

 7両編成で運行されます(石和エリアの普通は4両または3両)。

沿線概況

江東駅-矢掛駅・五反田駅

 江東駅は2面4線の高架駅です。1980年代後半の沿岸部開発計画の目玉として計画され、1996年に開業した駅ですが、開発計画がバブル崩壊により中途半端に終わってしまい、立派で近未来的なデザインの駅構内は閑散としています。

 時野駅(ときのえき)は1996年までのターミナル駅で、2面2線構造です。NR線のホームの上をまたぐようにしてホームが設けれられており、すべての電車が停車します。以前はこれとは別にホームがありましたが、2000年に廃止されて現在はこちらのホームのみが使用されています。

 馬場駅(ばばえき)は結急神場環状線に接続している駅です。神場都市圏の副都心の一つでもあり、神場環状線に乗り換える乗客も多いことから乗降客数が多いです。


 矢掛駅で五反田線(ごたんだせん)が分岐します。各駅停車の半分はこの五反田線の五反田駅(ごたんだえき)まで直通しており、神場近郊の通勤・通学需要に応えています。

矢掛駅-鳥豊坂城駅

 宗吾市(そうごし)に入ると、少しだけ山を越え、大胡田駅(おおごだえき)に到着します。この大胡田駅は、車両基地が隣接している規模の大きな駅であり、東神場競馬場(ひがしかみばけいばじょう)へ向かう支線が分岐する駅でもあります。

 東神場競馬場駅へ向かう支線は、「西方本線競馬場支線」が正式名称ですが、長いので「競馬場線」として案内されることがほとんどです。競馬開催時は江東駅・時野駅からの直通電車が走りますが、開催されないときは競馬場線内を2両の電車が行き交うだけとなっています。

 西塔駅(さいとうえき)で宗吾電気鉄道西塔線と接続すると、次第に車窓に緑が増えていきます。その次の主要駅である鳥豊坂城駅(とりとよさかきえき)ではNR西神線と接続していますが、ここから先は山岳区間であり、この駅を境に利用客数が少なくなります。


鳥豊坂城駅-石和本町駅

 途中の牛久駅(うしくえき)から響神宮駅(ひびきじんぐうえき)間は勾配が険しい山岳区間です。東養老駅(ひがしようろうえき)では草牟田方面の草牟田線が分岐するほか、その次の駅である養老駅は周辺地域の中心にある駅です。

 響神宮駅では船越線が分岐し、終点の石和本町駅を目指して北西に進んでいきます。この沿線にはいくつかの名所があり、武市の一本桜、ひまわり畑などは有名です。

 健軍駅(けんぐんえき)には駅に隣接して健軍動植物園があります。このあたりから沿線の人口密度が高くなっていき、乗客の数も増えていきます。琴平稲荷駅(ことひらいなりえき)や運動公園と競輪場の近い須屋駅(すやえき)を過ぎると、杉藤駅(すぎふじえき)で滝井からの滝井線に合流します。


 終点の石和本町駅は、NR線の石和駅よりも海側にあり、本来の中心地に近い駅となります。改札からは海が見え、駅舎も開業時から使われていて風情があります。少し歩いた高台には黒髪八幡宮があり、昔から親しまれています。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2024年03月24日

当ページ公開開始日 2022年02月26日