両得電鉄のサービスに対する方針

両得電鉄は「割高運賃、高サービス」を旅客サービスに対する方針としています。

両得電鉄は運賃が比較的高いことで知られています。初乗り運賃はICカードで144円。その後30kmくらいまでの距離は他の鉄道とあまり変わりませんが、それ以降は高い水準になります。

これは「割高運賃、高サービス」という方針を実現するためと、両得電鉄が広大な路線網を有し、中には永京~遠山原間などのようにライバル路線に比べて圧倒的に有利な区間があることから、長距離客からの運賃を出来るだけ確保したいという理由があります。

 

運賃割高でも、サービスに定評

上記の「割高運賃、高サービス」は概ね旅客に受け入れられているようです。新型車両の導入によるサービス向上や、駅のリニューアル、さらに最新システムの導入で他の鉄道よりも便利で快適なサービスを実現しているのです。

その結果、「永京都市圏空想電車満足度ランキング」において、両得電鉄は1位になりました。設備面でも高評価でしたが、特に乗務員、駅員の態度が良いとの評価でした。その一方、「他の鉄道よりもマニュアル対応が多い」との意見もありました。

両得電鉄は確かにこのご意見通り、マニュアル対応が多くなっています。これは個人に最善な判断を下させるよりも、本部で基本的な部分の対応を考え、その通りの対応をさせた方がトラブルになりにくいとの考えに基づいています。

両得電鉄は路線網が広大で、その分乗務員、駅員の人数が多くなります。この場合、マニュアル対応を中心とした方が高効率ではないのかと本部は考えているのです。マニュアルを覚えさせられる側は大変ですが、全て覚えたらもう両得電鉄の一員として誇りを持てるのでしょう。もっとも、利用客が少ない駅などではマニュアルをあまり覚えていない駅員もいるようですが……

 

仙豊支社は個人の対応を重視

両得電鉄の中でも、2002年まで別の鉄道だった仙豊支社は方針が異なります。

仙豊支社では、マニュアル対応よりも個人の対応を重視。もちろん、駅によっては態度が悪い駅員もいるのですが、「これ以上の駅員はいない」と評されることも多い名駅員も数多くいます。

「個性を重視」それが仙豊支社の考えなのです。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2018年09月03日

当ページ公開開始日 2018年09月03日