車両情報管理システム

結急電鉄

TIS

 1988年に登場した80系0番台以降の車両に導入された装置で、マスター・コントローラーを通じて力行やブレーキなどの指令を送信する「制御伝送装置」のことである。1997年登場の80系100番台にも同じ型の装置が搭載されている。

 

RIMS

 2002年度に導入された80系900番台(後の10系900番台)に採用された「列車情報管理システム」で、力行、ブレーキの制御だけでなく、ドア開閉や空調操作、車内放送などの指令も可能となった装置である。ベースとなったのは津喜電機(当時)が1998年にNR今北のN1600系向けに開発した装置「NIMS」で、これを両得電鉄向けに最適化したシステムが「RIMS」である。

 2007年に登場した10系100番台には、このRIMSをベースに伝送速度を向上させた改良型の「RIMS-2」が導入されており、以降は区別のため「RIMS-1」と呼称されることがある。

 

IN-RIMS-1

 2009年からNR今北、津喜電機(当時)と共同開発したシステムで、30系に採用されている。RIMSと比較して車両間電装速度を10Mbps(RIMS-2)から100Mbpsに向上させたり、システム内のハードウェアを極力削減したシステム構成としたりした。

 モニタリング技術を活用した車両状態監視機能があり、故障の予兆を事前に把握することが可能となっている。

 なお、IN-RIMS搭載車で電気連結器を有している車両は、システムの都合により電気連結器が2段のタイプになっている。また、IN-RIMS以外のモニタ装置との互換性はないため、IN-RIMS非搭載の編成と連結することは不可能である。(非常時のみ連結可能)

 

IN-RIMS-L

 IN-RIMS-1のローカル線区向けバージョンで、IN-RIMS-1と比べて一部の機能を簡素化している。2020年登場の40系に採用された。

 IN-RIMS搭載車と同じく、電気連結器を有している車両は、システムの都合により電気連結器が2段のタイプになっている。また、IN-RIMS-1が他のモニタ装置搭載車との連結不可であるのに対し、IN-RIMS LはRIMS-1、RIMS-2搭載車との連結が可能である。

 

IN-RIMS-N

 2021年度に導入された30系2000番台、3000番台に搭載されているタイプで、従来型では不可能だった他のモニタ装置搭載車との連結が可能となっている。互換性があるのはRIMS-1、RIMS-2、IN-RIMS Lで、いずれかのモニタ装置を搭載している車両であれば基本的に連結することができる。機能に関してはIN-RIMS-1のものを踏襲している。

 


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当ページ最終更新日 2022年02月13日

当ページ公開開始日 2022年02月13日