風杜山本線系統

概要

 山本線系統(やまもとせんけいとう)は、風杜府風杜市の風杜駅(かぜもりえき)から、田間市の田間駅(たまえき)までを結ぶ「山本線」と、途中の太田駅から轟駅までを結ぶ「轟線(とどろきせん)」、河原駅から南水上駅までを結ぶ「水上線(みなかみせん)」の3路線から構成される系統です。

 風杜都市圏東部のベッドタウンを走る鉄道路線であるほか、休日には田間や南水上付近でレジャーを楽しむ人の利用も多いです。特にベッドタウンとしては、地盤の良い地域もあって人気が高く、太田駅や山本駅周辺は大規模住宅地として多くの戸建て住宅が並んでいます。


運行形態・車両

 日中1時間あたりの運行本数は、風杜駅から太田駅までは特急3本、快速6本、普通6本となっています。太田駅から先は、轟方面へ快速3本、普通3本、河原方面へは特急3本、快速3本(区間内各駅停車)、普通3本が走ります。

 河原駅から先は、田間駅へ特急3本、南水上駅へ快速3本(区間内各駅停車)が走ります。普通列車3本は河原駅で折り返し、風杜駅へと戻ります。

 車両は特急と快速が8両、普通は6両で運行されます。

沿線概況

 風杜駅から富原橋駅(とみはらばしえき)までは、貝原本線と併走します。風杜環状線と接続する中田駅(なかたえき)からは、山本駅(やまもとえき)まで一直線の線路が続き、特急列車はスピードを上げて太田駅を目指します。

 中田駅から太田駅までの各駅は、6両編成の普通電車しか停車しないことから、一部の駅はホームの長さが6両までしか対応していません。そのため、8両編成の電車が普通電車として走ることは不可能です。逆に6両編成の電車が快速や特急の運用に入ることは可能ですが、2015年ダイヤ改正以降は定期運用では存在しません。

 太田駅では轟線が分岐するほか、線路の合流地点で都合が良いということで車両基地が設けられています。山本線系統の車両はこの「太田検車区」所属扱いとなっており、日常的に行われる点検作業はここで行われます。

 轟線内もベッドタウンとして開発されています。もともとは轟だけでなくその北にある本木(もとき)まっで線路を延ばす予定でしたが、海洋山岳開発鉄道が旅客輸送を本格的に始めた時期と重なり、延伸計画は廃止となっています。

 山本駅から先は山を登り続ける区間となります。線路もカーブが増え、それまでの区間よりも若干遅めに走ります。河原駅(かわらえき)では田間方面と水上線が分岐します。

 河原駅-田間駅間は一部開発が制限されていたり、地形の険しい区間があることから、トンネルや急勾配区間を走って終点を目指します。田間駅はかつての城下町であり、古くからの趣のある建物が多いです。

 水上線は田間方面ほど険しくはないですが、アップダウンがあり運転に特に気を遣う区間のようです。終点の南水上駅はNR海上線(うなかみせん)に接続しており、風杜までのアクセスで海上線がライバルとなります。所要時間、運賃ともにNR線の方が早くて安いことから、水上線は途中の河原や山本方面へ向かう地域需要をメインとしているようです。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2022年06月25日

当ページ公開開始日 2022年06月25日