鳩坂快速鉄道

概要

 鳩坂快速鉄道(はとさかかいそくてつどう)は、永京都の王子駅(おうじえき)と見沼県の弁天駅(べんてんえき)を結ぶ鉄道で、2001年に開業しました。この路線の沿線は鉄道空白地帯で、都心へはバスでNR北本線か鹿原鉄道の駅に向かう必要がありました。これでは道路の渋滞や近接する路線の混雑が問題となったため、この鳩坂快速鉄道を建設して混雑の緩和を図りました。

 都心側の王子駅からは、地下鉄文京線・南北線に直通しています。

 軌間 1067mm

 複線区間 全線

 電化区間 全線(直流1500V)

 保安装置 CS-ATC

 最高速度 80km/h


車両

1000系

 2001年の開業と同時に登場した車両です。交通公団(当時)の車両を元に設計されていますが、前面デザインは路線の「顔」となる部分ということで、オリジナルデザインのものを採用しました。

 編成は6両編成ですが、8両編成に増やすことも可能です。

59系

 交通公団文京線の開業に合わせて、1990年に登場した車両です。文京線に導入されたATOやホームドアに対応した設備を備えており、また地下鉄南北線の一部区間にも直通します。

沿線概況

 起点の王子駅を出ると、隅田川と荒川の方へ向かって北東へと進みます。地下線のまま川をくぐると江北駅(こうほくえき)に到着し、ここで進路を変えて西へと進みます。次の鹿浜駅(しかはまえき)で鹿原鉄道線と接続すると、県境をまたいで見沼県に入り、終点の弁天まで見沼県内を走ります。

 元郷駅(もとごうえき)では外環ライン(永京外環電鉄)と接続します。都心の外環を走る路線と複数接続することもこの路線の特徴であり、この先の西遊馬駅ではNR見喜線(みきせん)と接続しています。

 路線名の由来となった鳩坂駅(はとさかえき)は、長い間鉄道空白地帯となっており、1960年代から永京外環電鉄や鹿原鉄道の支線を敷設することが考えられていました。南側の地域に永京外環電鉄が通っていたとはいえ、鉄道の開業は長年の夢であり、当路線の開業を一番喜んだのは鳩坂の住民と言われています。

 終点の弁天駅はサッカースタジアムなどのスポーツ施設が近い駅であり、試合が開催される際は大いに賑わいます。ここから衣宮駅や岩槻駅への延伸が計画されており、特に岩槻方面に関しては結急かなで線の混雑緩和が期待できるということで具体的に話が進んでいるようです。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年07月19日

当ページ公開開始日 2020年09月10日