鹿原鉄道

概要

 鹿原鉄道(しかはらてつどう)は、永京都の上谷駅(かみたにえき)から、徒義県の鹿原日光駅(しかはらにっこうえき)などを結ぶ大手私鉄です。今関地方の私鉄の中でも古い歴史を持つ鉄道で、最初の区間が開業したのは1899年のことです。

 「鹿原鉄道」という名前は、徒義県にある人工都市「鹿原(しかはら)」に由来します。開業当初は「永北鉄道(えいほくてつどう)」という名前で永京の北へ向かうことをアピールしていたわけですが、創業者が建設した鹿原町(現在の鹿原市)をアピールするため、1932年に名称が変更されました。

 永京都心や見沼県北部・左鳥県・徒義県内での通勤・通学輸送のほか、日光や会津方面への観光輸送も担っています。激しかった通勤ラッシュに対応するため、都心側の荒川駅(あらかわえき)から見沼県の北釣上駅(きたつりあげえき)までは、私鉄の中では比較的長い複々線区間となっています。


路線一覧

・鹿原本線(業平駅-鹿原日光駅)

・鹿原北宮線

・上谷線(上谷駅-荒川駅)

・江北線(西新井駅-城北駅)

・志多見線(宮代駅-志多見駅)

・鹿沼線(新徒義駅-鹿沼駅)

・鬼怒川線(新今市駅-新藤原駅)

特急型車両

600系

300系

通勤型車両

13000系

 2019年に登場した車両です。老朽化した車両の置き換えとサービスアップを目的に導入されました。制御装置は津喜製作所製SiC-VVVFインバータを採用したほか、電動機には永浦製PMSM(永久磁石同期電動機)を採用しました。

 車内設備は12000系に準じた設計としていますが、ドア上のLCDを2画面から3画面(案内2画面、広告1画面)に変更しています。また、袖仕切りもガラスを用いた大型のものを採用し、開放感のある車内空間を演出しました。

 一部の車両はデュアルシートを採用しており、ラッシュ時に運行される着席指定列車に充当されます。

12000系

 2002年に登場した車両です。老朽化が進み、抵抗制御故に地下鉄線内での放熱が問題となっていた7000系を置き換えるために導入されました。車両設計は茨原製作所の標準規格に準じており、アルミ製ダブルスキン構造の凸凹がない車体や、バリアフリーに対応した車内設備などが特長となっています。

 茨原製作所は車体だけでなく電装品も製造できるメーカーですので、この12000系ではVVVFインバータ、電動機ともに茨原製作所製のものを採用しました。主電動機出力は165kwで、加速度3.3km/h/s、設計最高速度は120km/hとなっています。車体がアルミ製で軽いこともあり、地下鉄線内での運転も郊外の駅間が長い区間での運転もストレスなく行えます。

 また、高性能な車両情報制御装置(茨原製作所製)を採用しており、車両配線の大幅な削減を図ることで軽量化や省メンテナンス化を実現。メンテナンス時間が短縮されたことから、12000系が増えた頃には予備車両数を削減することができました。

 すべての編成が8両編成で導入され、2002年から2015年までの長い期間導入されたことから、鹿原鉄道で最も車両数が多い形式となっています。

11000系

 1996年に登場した車両です。IGBT-VVVFインバータ(山葵製作所製)を採用したほか、大型袖仕切りやLED案内表示器を鹿原鉄道の車両としては初めて採用しました。編成は8両編成を基本としていますが、4両編成ごとに分割できるようになっています。

10000系

 1993年に登場した車両です。8000系の設計をベースとしつつも、VVVFインバータ制御を採用したり、車体構造を変更したりしました。2両編成、4両編成、6両編成がそれぞれ在籍しており、それらを連結することで柔軟な運用が可能です。

9000系

 1981年に、地下鉄直通用の車両として登場しました。

 地下区間での放熱と電力消費を抑えるため、主回路チョッパ制御を採用しており、1987年に量産車が増備されました。

 1993年には増備車として改良型の「9050系」が増備されており、そちらはVVVFインバータ制御となっています。

 2007年には、地下鉄西都心線対応のために更新工事が行われ、西都心線・永急電鉄対応装置が搭載されたほか、内装も更新されています。

8000系

7000系

7000系更新


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年12月24日

当ページ公開開始日 2018年03月03日