神崎線

 結急神崎線(ゆいきゅうこうざきせん)は、遠山原線豊矢市の仁市駅(じんいちえき)から、奉典市の大和田駅(おおわだえき)までを結ぶ鉄道路線です。また、この路線に属する支線として重眼駅(じゅうがんえき)から日吉駅を経由し、古関駅(こぜきえき)までを結ぶ日吉線(ひよしせん)、菊名駅(きくなえき)から大門駅(だいもんえき)までを結ぶ大門線(だいもんせん)もあります。

 豊矢側の仁市駅-日吉駅間は、豊矢市内への通勤・通学需要が多い区間。途中の茂辺地峠(もへじとうげ)を越えた菊名付近の区間は、神崎への通学需要が多い区間となります。


車両と運行形態

 車両は主に80系が用いられています。2両又は4両で運行されます。

 電車は遠山原線直通の両得豊矢駅-大和田駅間の電車が30分間隔で運行されています。これに加え、仁市駅-宮野木駅間では彦原線直通の電車が30分間隔で運行されており、あわせて15分間隔の運行となっています。

 特急は、遠山原特急線直通の大和田駅-上谷駅間の列車が1日1往復設定されているほか、両得豊矢駅-大和田駅間の特急が休日を中心に1日数本設定されています。

 かつては1510系が主に運用されていました。

 日吉線・大門線は1時間間隔で運行されています。

沿線概況

神崎線仁市駅-大和田駅

 起点の仁市駅は、遠山原線から分岐する駅です。駅の近くには大学などの教育機関があり、ここへ通学する人も多く利用しています。ここから次の次の宮野木駅までは、彦原線の電車も乗り入れるため運行本数が多いです。

 宮野木駅を出ると、電車は坂道を確実に登っていきます。沿線にはこの付近の名産品「牧原牛」の牧場があり、車窓からも時折牧場を見ることができます。一方で人口は少なく、2両編成の短い電車でもガラガラな時間帯があります。

 日吉駅では日吉線と交差します。日吉地区は昔から栄えてきた農村ですが、近年は人口減少が続いているようであまり活気がありません。多くの人はここから日吉線で東に進んだ古関駅周辺まで買い物に行くようです。

 日吉駅と菊名駅の間には、開業時から難所として知られている茂辺地峠(もへじとうげ)があります。1970年まではスイッチバックを2回ほどして山を登っていましたが、現在はトンネルを通って山をくぐります。そのトンネルの途中にある茂辺地駅は、「モグラ駅」として度々話題になります。

 菊名駅は、菊名町の中心地にある駅です。ここから分岐している大門線は利用客がかなり少なく、結急憲法により一応30分間隔で電車が運行されていますが、バス転換も検討されているようです。

 神崎駅(こうざきえき)はNR由香線と接続している駅で、駅の近くに高校があることから学生の利用が多いです。NR線を使えば遠山原まで乗り換えなしで行けることから、駅周辺は宅地開発されています。

 神崎駅を過ぎると、時折テレビドラマの撮影で使われる大臣駅(だいじんえき)を通りつつ、大和田駅へと向かいます。終点の大和田駅は、奉典線と接続している駅。線路はそのまま光村・遠山原方面へ繋がっているので、直通電車を走らせることが可能となっています。

日吉線重眼駅-古関駅

 日吉線は、日吉村(現在の古関市日吉地区)から国鉄線(当時)への貨物輸送を行うために敷設された路線です。そのため、起点の重眼駅(じゅうがんえき)と終点の古関駅(こぜきえき)はどちらもNR線に接続しています。

 坂田駅(さかたえき)から古関駅までの間は、結急瑞朝線と線路を共用しています。この2駅間だけ線路が複線ですが、これは瑞朝線の線路はかつて国鉄の線路であり、これを引き継いだ際に設備を改良して複線化したからです。

 終点の小関駅周辺は、小関総合病院やスーパーなどが入居している小関マイン、さらに高校や美術館もあるので利用客数の多い駅です。NR豊矢線に接続しており、遠山原方面への通勤圏内でもあります。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年03月18日

当ページ公開開始日 2021年03月06日