仁戸崎線

概要

 結急仁戸崎線(ゆいきゅうにとさきせん)は、津喜県の古林駅(ふるはやしえき)から茨原県の仁戸崎駅(にとさきえき)を結ぶ路線です。霞ヶ浦にほど近い仁戸崎から旅客、貨物を輸送するために建設され、現在では茨原県南部有数の通勤・通学路線となっています。

 辰巳ヶ崎駅(たつみがさきえき)からは右貫駅(うぬきえき)まで分岐する支線があります。開業したのはこちらの方が先ですが、古林駅までの線路が完成してからは支線扱いとなっています。6両編成の電車が15分間隔で往復しています。

路線データ

 管轄 結急電鉄

 軌間 1067mm

 複線区間 古林~仁戸崎

 単線区間 右貫~辰巳ヶ崎

 電化区間 全線

 閉塞方式 ATS-P

 最高速度 特急120km/h 普通110km/h

 運転指令所 遠山原線総合指令センター


運行形態

日中の運行間隔

・特急(上谷駅-特急線古林駅-仁戸崎駅) 2時間に1本

・急行(上谷駅方面-仁戸崎駅) 20分間隔

・各駅停車(古林駅-右貫駅) 20分間隔

 ※各駅停車は、8両で運行されます。

車両

画像は30系2000番台

・90系 特急用車両。8両編成。

・30系2000番台 通勤電車。10両編成。

・10系100番台 通勤電車。

・10系0番台 通勤電車。定期運用では入線しない。

・80系100番台 通勤電車。定期運用では入線しない。

・永越518系

・永越516系

・永越514系

・永越7000系(永京東西電鉄からの編入車)

・永越6000系(永京東西電鉄からの編入車)

沿線概況

古林駅-仁戸崎駅

 古林駅はカーブしている7番線~10番線を使用します。電車は発車するとカーブを北方向へ曲がり、カーブが終わったところですぐさま土手を通って古林橋梁を渡ります。この古林橋梁は利根川を渡る橋で、渡りきると茨原県に入ります。

 茨原県に入ると、田園地帯と住宅地が混ざる光景が車窓に広がります。元々は田園地帯ですが、古林市の発展と共にベッドタウンとして開発が進められてきました。辰巳ヶ崎駅周辺はその中でも元々町があったことから開発が早く進められ、現在では駅周辺に大規模マンションもあります。また唯一特急電車の待避ができる駅ということで、特急と急行が対面接続します。

 辰巳ヶ崎駅からはしばらく東方向へ進みます。2015年までは構内踏切のある駅が残っていましたが、現在はすべて橋上駅舎化されました。終点の仁戸崎駅は頭端式ホーム2面3線。開業当初から使われているという立派な駅舎は、茨原県の重要文化財に指定されています。その脇には茨原鉄道が通っており、仁戸崎線と茨原鉄道を結ぶ連絡線もあります。

右貫駅-辰巳ヶ崎駅

 NR常盤本線と辰巳ヶ崎駅を結ぶ支線です。1990年代以降にベッドタウンとしての開発が進められたことから、現在は15分間隔で運行されています。朝と夕方には遠山原線上谷方面への直通電車も設定されていますが、辰巳ヶ崎駅の配線の都合でスイッチバックしなければなりません。

むかしばなし

2023年3月17日以前の運行本数

 昼間は2時間に1本運行される特急と1時間に4本運行される急行が運行されています。

 特急は上谷から業平、東兵庫、十余一、古林に停車した後、仁戸崎線内は辰巳ヶ崎のみ停車して仁戸崎へ向かいます。

 急行はすべて上谷方面から東兵庫を経由し、古林までの遠山原線内は急行運転を行います。仁戸崎線に入ると各駅停車となって仁戸崎へ向かいます。2017年3月から2018年3月9日までは、昼間の急行がすべて津古線・津喜みなと鉄道(当時)直通となっており、津喜みなと~仁戸崎間の運行系統となっていました。

 右貫~辰巳ヶ崎間の支線は、6両編成の電車がほぼ終日15分間隔で往復しています。現在は草深総合車両センター所属の70系50番台により運行されていますが、2022年のダイヤ改正では40系1000番台4連によるワンマン運転が開始されました。


※このページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年10月22日