結急桃志線(ゆいきゅうももしせん)は、津喜県小野原市の小野原駅(おのはらえき)から、桃志市の桃志駅(ももしえき)までを結ぶ、結急電鉄の鉄道路線です。利根川沿いを走る鉄道としてかつての得原鉄道によって敷設され、津喜県北部地域を結ぶ鉄道として利用されてきました。
2013年までは日中に遠山原線の古林駅に直通する電車が運行されていましたが、現在はラッシュ時の一部を除いて小野原駅-桃志駅間の線内折り返し運転となっています。
日中の運行間隔
・特急(特急線上谷駅-古林駅-桃志駅) 1時間に1本
・各駅停車(小野原駅-桃志駅) 20分間隔
起点の小野原駅(おのはらえき)で遠山原線と分岐すると、利根川沿いを進んでいきます。途中には、奈滝電鉄と接続し、京香電鉄の終点でもある尾身川駅(おみかわえき)や、NR線と接続する久田駅(ひさだえき)などがあります。
尾身川までは利用客が多いですが、日中にも都心直通電車が存在する京香電鉄が20分間隔で、本数を増やしてほしいという意見が数多くあります。
そのようなこともあり、尾身川に住む人は桃志線→遠山原線のルートで古林に行ったり、奈滝電鉄で奈原に行ったりする人が多いようです。
尾身川の次の主要駅は久田。NR線との乗換駅ではありますが、乗換えるのは高校生が中心。それ以外はあまり乗換しません。
久田から桃志までは、川沿いを走ります。開発されていないエリアも多く、尾身川~久田間に比べてもローカル感が増します。
終点の桃志は古くから栄えている街で、漁師町の澪上なども近いです。ただし、澪上に行くには津久茂電鉄に乗り換えなければなりません。桃志線から津久茂電鉄への乗り入れをするべきという意見もありますが、需要、さらには運賃計算(津久茂電鉄は両得奈原・本線に乗り入れている)の問題で実現していません。
ほとんどの時間帯で15分おきに電車が運行されています。6両編成の70系50番台と4両編成の40系が用いられますが、1日1往復のみ遠山原線古林・上谷駅直通の急行(途中、尾身川と久田に停車)が10両編成で運行されます。朝は桃志駅6時50分発です。