結急津喜線

概要

 結急津喜線(ゆいきゅうつきせん)は、永京駅(ながきょうえき)から津喜駅(つきえき)を経由し、奈原駅(なはらえき)までを結ぶ結急電鉄の鉄道路線です。永京と津喜などの大都市を結ぶ鉄道路線であるほか、途中の富街駅(とみまちえき)から分岐する富街空港線などの支線や多数の接続路線があり、津喜県内の大動脈の一つとなっています。

 都心側では、地下鉄津喜線雪松急行電鉄NR信濃・両武線に乗り入れているほか、津喜側では八田山線富街空港線奈原線に乗り入れています。

津喜線(両得電鉄区間)

運行形態

2023年10月14日ダイヤ変更

日中(10時台-16時台)の運行間隔

・特急(永京駅-八田山・松波空港駅) 30分間隔

・特急(永京駅-奈原駅方面) 30分間隔

 雪松秩父駅-永京駅-奈原駅間の電車と、永京駅-奈原駅-津久茂電鉄平松駅間の電車が交互に運行。

 

・Lライナー(永京駅-仁江駅-神場駅) 1時間間隔

 ※Lライナーが運行されない時間帯は、永京駅-仁江駅間の快速急行が1時間間隔で運行。

・急行(地下鉄方面永京駅-奈原駅) 10分間隔

・快速(地下鉄民谷線-津喜駅) 10分間隔

・快速(津喜駅から富街空港駅まで) 20分間隔

 ※津喜駅-富街駅までは、各駅停車と合わせて10分間隔。

・快速(津喜駅から八田山線北萩まで直通) 20分間隔

・各駅停車(永京駅-州崎駅シャトル便) 10分間隔

 この区間は両得幕沼行きを合わせて5分間隔

・各駅停車(地下鉄方面永京駅-両得幕沼駅) 10分間隔

・各駅停車(津喜駅-富街駅) 20分間隔

・各駅停車(奈原駅-堀川海岸駅) 20分間隔

停車駅

・特急は永京駅を出ると「検見浜」「津喜」「津喜中央」「富街」「草山」「奈原」に停車します。

・快速急行は永京駅を出ると「州崎」「浦原」「東兵庫」「検見浜」「津喜」「津喜中央」「三城」「鹿島川」「富街」「草山」「奈原」に停車します。

・急行は永京駅を出ると「日向道場」「州崎」「浦原」「東兵庫」「船瀬本町」「検見浜」「両得稲木」「津喜」「津喜中央」「都」「三城」「鹿島川」「富街」に停車し、富街から先は各駅に停車します。

・準急は永京駅を出ると「日向道場」「州崎」「浦原」「東兵庫」「船瀬本町」「検見浜」「両得稲木」「津喜」「都」「三城」「鹿島川」に停車し、鹿島川から先は各駅に停車します。

・快速は永京駅から州崎駅までの各駅と「西清新」「浦原」「塩焼」「高谷」「東兵庫」「船瀬本町」「両得幕沼」に停車し、両得幕沼から先は各駅に停車します。

沿線概況

永京駅-浦原駅

2020年の作品。キャラクターは道楽千路(どうらくせんろ)さんに描いてもらいました。

 起点の永京駅(ながきょうえき)は、各駅停車のホーム(2面3線)と特急・急行のホーム(2面4線)に別れています。これは2018年に特急・急行専用のホームと線路を新設したのが理由です。2018年は今まで永京地下鉄広鐘線(当時)の区間だった永京駅-日向道場駅(ひなたどうじょうえき)間が両得電鉄(当時)に移管された年でもありました。

 特急・急行のホームは高めの天井と明るいLED照明により、開放感のあるホームとなっています。ホームドアこそ設置されていませんが、接近メロディーとして地下鉄津喜線・雪松急行電鉄線方面はドビュッシーの『パスピエ』、津喜・奈原方面はラヴェルの『水の戯れ』が流れるようになっています。2021年3月まではどの方面のビゼーの『アルルの女』が流れていました。

 各駅停車のホームは、2021年3月までにリニューアル工事が完了しこちらはホームドアが設置されています。特急・急行専用の線路が新設される前は、このホームからも特急・急行が発着していました。以前は「公団ブザー」と呼ばれるシンプルな音色のブザーが発車ベルとして使われていましたが、現在は他の駅と同様の発車メロディーが使われています。

 問屋橋駅(とんやばしえき)周辺は、名門百貨店などが多いエリアです。全国的な百貨店である越後百貨店の本店があったり、駅名になっている「問屋橋」があったりします。2020年3月には駅の改装工事が完了し、それまでの若干薄暗い雰囲気を一新。照明と壁・床のトータルコーディネートによりお洒落な空間へと生まれ変わりました。

 問屋橋駅を出ると、電車は上り坂を登ります。次の茅野町駅(かやのちょうえき)から日向道場駅までは、1932年から1942年まで「永京高架電鉄」により運行されていた区間となります。戦前から使われている高架橋は、改修工事などを経て現在も使われています。さて、この区間は両得電鉄から一旦別の鉄道に引き継がれ、52年の時を経て再び両得電鉄の手元に戻ったという特徴的な経緯があります。1966年から2018年までは、永京地下鉄(2004年までは都市高速度公団)が運行していました。

 日向道場駅(ひなたどうじょうえき)は高架と地下に別れている二層構造の駅です。高架線は相対式2面2線、地下線は2面4線となっています。高架ホームが各駅停車、地下ホームのうち1面2線は特急・急行が発着するホーム、残りの1面2線は地下鉄民谷線直通電車が発着するホームです。

 地下鉄民谷線へは、2019年3月ダイヤ改正まで多くの各駅停車が直通していましたが、2022年3月ダイヤ変更までの3年間は直通が休止されていました。空白期間を経て、2022年3月12日ダイヤ変更からは1時間に1・2本が再び直通運転するようになっています。永急電鉄線内から八田山線仁江までを結ぶ長距離電車は、この民谷線ホームから発車します。

 日向道場駅を出ると、高層ビルが建ち並ぶ都心部の中を走っていきます。州崎駅(すさきえき)はNR永京環状線と交差する駅で、各駅停車は永京環状線の上にある高架ホーム、特急・急行は地下ホームに停車します。地下ホームは2018年の特急・急行線開業以前は、地下鉄民谷線直通電車のみが発着していたホームでした。

 さて、高架ホームには立ち食いそばとミルクスタンドがあります。特にミルクスタンドは50年以上前からあるようで、この駅でNR永京環状線に乗り換える際、ミルクを飲んでから乗り換えるというサラリーマンも多いようです。最近はテレワークをする人が増えたことなどから、客足が減っているようですが、「続けられる限りは続けたい」とのことでした。

 州崎駅を出ると、程なくして地下線が地上に顔を出してきます。地下線はこの先の「緩行線(各駅停車)」と「急行線」の双方に入線できるような配線となっています。地下線が合流すると、この先の両得幕沼駅(りょうとくまくぬまえき)まで続く長い複々線区間に入ります。

 さて、この複々線区間は最高速度120km/hの高規格な線路となっています。奈原や八田山へ向かう特急や急行、快速急行やLライナーなどが高頻度で運行される区間ですが、複々線により前を走る各駅停車に追いついて詰まることなくスムーズに走っていきます。朝は1時間あたり40本を越える電車が走っており、2019年度時点での混雑率は151%となっていました。

浦原駅-両得幕沼駅

 浦原駅(うらはらえき)は、以前の路線名「浦原線」の由来にもなった歴史ある町で、1960年代頃までは漁師町でした。沿岸部の埋め立てが進み開発が進むと、都心に近いベッドタウンとして多くの住宅やマンションが建設されるようになり、漁師町だった面影はかなり薄れてしまいました。駅は高架2面4線。結急外環ラインと交差しており、急行も停車します。

 引き続き複々線区間を走り、高谷駅(たかたにえき)までやってくると、進行方向左手に遠山原線の線路が合流してきます。この遠山原線とは次の東兵庫駅(ひがしひょうごえき)まで併走しますが、どちらも複々線ということで合計8本の線路が並ぶ壮大な光景を見ることができます。

 東兵庫駅(ひがしひょうごえき)は、津喜線と遠山原線の乗り換え地点として優等列車も停車し、2000年代後半頃からはタワーマンションが沢山建つようになりました。誰でも立ち入ることができる展望台のあるマンションもあり、都心方面を眺めると下を津喜線、遠山原線の電車がひっきりなしに行き交う光景を眺めることができます。

 遠山原線との連絡線が上を通り、程なくして分岐しカーブすると、NR永津線の高架線を潜ります。そして潜ったらすぐに南山神駅(みなみさんじんえき)に到着します。各駅停車しか止らない駅ではありますが、近くに車両基地(三城車両センター山神支所)があり、通勤型車両が多く留置されているのを見ることができます。

 南山神駅の次は船瀬本町駅(ふなせほんまちえき)。船瀬市の中心にある駅ですが、NR・京香電鉄の船瀬駅からは離れており、乗り換える人はかなり少ないようです。

 船瀬本町駅からはしばらく国道(津喜街道)沿いを走っていきます。かつては国道付近が海岸線で、海をよく眺められる区間だったようです。しかし1950年代以降埋め立てが進み、海はすっかり見えなくなりました。

 宮本駅(みやもとえき)の手前で地上に降ります。宮本駅のバス乗り場からは、近くにある商業施設や競馬場へと向かうシャトルバスが運行されています。

 幕沼遊園駅(まくぬまゆうえんえき)は、結急電鉄が戦前から運営している遊園地の「幕沼遊園」に隣接している駅です。首都圏にはいくつもの有名テーマパークがありますが、その中でも「昔ながらの遊園地」として親しまれ続けています。

 しかし、競争激化と少子高齢化、社会情勢の変化などの影響をうけ、2023年3月で閉園してしまうことになりました。なお、閉園後も駅名はそのままとされるようです。

 ちなみに、2019年頃までは遊園地の中に鉄道資料館があり、かつての津久茂鉄道(現在の結急光鐘線)で走っていた「人とぶつかると汽車が倒れる」という逸話で知られている汽車が展示されていました。

 幕沼遊園駅を出ると、程なくして複々線区間の終わりである両得幕沼駅(りょうとくまくぬまえき)に到着します。この駅には車両基地(三城総合車両センター幕沼支所)があり、この駅を始発とする電車も多数設定されています。車両基地には、10両編成45本を留置することができます。

両得幕沼駅-津喜駅

 両得幕沼駅を出ると、程なくしてNR両武本線との併走区間に入ります。ここから検見浜駅の手前付近までは線路が直線的であり、昔からスピードバトルが繰り広げられてきました。大抵の場合両武快速線の列車に抜かされてしまうのですが、津喜線は両得幕沼駅より永京方の複々線区間でその遅れを取り戻します。

 北鷺沼駅(きたさぎぬまえき)は1面2線の島式構造。隣接して両武線各駅停車のホームがあるほか、さらに隣にはNRの幕沼車両センターがあります。この車両センターは両武快速線所属の車両の一部や、両武本線、内郷線などで運用される1528系などが留置されています。

 検見浜駅(けみはまえき)は2面4線の駅で、津喜東西線とNR両武線快速と各駅停車、モノレールに接続しています。2000年代後半から2010年代前半頃に大規模な再開発が行われ、現在では一部を除く特急電車も停車するようになっています。

 検見浜駅を出ると程なくして花見川(はなみがわ)を渡り、花見川駅(はなみがわえき)に到着します。花見川駅は七五三や厄除けで知られる花見川神社に近くにある駅で、駅の佇まいがこぢんまりとしています。

 花見川駅から両得稲木駅までは、3本の線路が並ぶ区間となります。上り線だけ2線化されているこの区間は、2001年に速達化を目的として開業した新線区間。同時に廃止された旧線の跡地は、サイクリングロードとして生まれ変わっています。

 2001年に高架化された両得稲木駅(りょうとくいねぎえき)は2面4線。ここから汐見ヶ丘駅の手前までは、上下二層式の複々線区間となっています。上下のうち上の高架線が特急・急行用の線路、下の地上線が快速・各駅停車用の線路となっています。

 次のひかり台駅は、快速と各駅停車のみが停車する相対式2面2線の駅。実は特急・急行用の高架線にもホームがあり、2001年から2003年までは各駅停車が高架線を走行することもありました。

 ひかり台駅の周辺は1960年代に高級住宅地として開発が進められたエリアで、当時は海水浴場も近かったようです。大企業の社長や有名な実業家が住んでいるという噂話もあります。一方駅の東側は大学生が多く住んでいるエリアで、これはすぐ近くに津喜大学や永京大学があるからです。

 汐見ヶ丘駅(しおみがおかえき)の手前で高架線が地上に降りてきます。汐見ヶ丘駅は2面2線の相対式。ここから地下に潜るところまでは列車がよく詰まります。

 汐見ヶ丘駅を出ると、程なくして線路が4本に増えて地下に入ります。外側2線が八田山線ホーム(津喜駅5番線から8番線)へ、内側2線が津喜線ホーム(津喜駅1番線から4番線)に入る線路で、富街方面へ向かう電車は内側の線路を走ります。

 津喜駅は世界的に見ても珍しい地下2層構造の駅。上が津喜線ホーム、下が八田山線ホームであり、どちらも2面4線構造となっています。津喜県を代表する駅であり、八田山線、津古・アーバンループ線(少し離れた高架ホームから発着)のほかにNR各線や高速線にも接続しています。駅前には両得百貨店をはじめとした巨大百貨店がいくつか存在し、まさに「大都会」です。

津喜駅-富街駅

 津喜駅を出ると、地下線のまま津喜中央駅に到着します。津喜中央駅は戦前から津喜の中心地として栄えてきた駅であり、かつては「津喜駅」を名乗っていた時期もありました。1963年に津喜駅が移転すると、現在のように津喜中央駅と名乗るようになりました。

 駅は中線のある2面3線構造。地上には両得百貨店津喜旧館があります。一時期は津喜駅周辺に人の流れが移って、活気を失いかけていたこの駅も、2017年に若葉の森線が開業してからは再び賑わうようになりました。

 道場駅(駅観察1番線)からは地上を走ります。アーバンループ線と接続する都駅(みやこえき)を出ると、住宅地の中を東へと進んでいきます。堀割の上り坂をスイスイ進んでいくと、団地の中心部でありモノレールと接続する三城駅(さんしろえき)に到着します。

 1960年代から70年代にかけて造成された三城団地は、少子高齢化が進行していて「若い世代を呼び込む」ことが課題の一つになっています。建物の建て替えやリノベーションにより若い世代を呼び込んでいるほか、車両基地(三城車両センター)が東にある関係で、始発電車が多いです。

 進行方向右手に三城車両センターを見ながらしばらく進むと、津喜情報大学駅(つきじょうほうだいがくえき)に到着。結急電鉄で唯一大学の名前が駅名になっている駅です。

 鹿島川駅(かしまがわえき)では旗野鉄道と接続しています。ホームは2面4線。かつてはこの駅始発の電車も設定されていたようですが、2009年のダイヤ改正で廃止されました。以前は旗野鉄道のみそら駅や西泉駅のほうからやってきて、この駅で乗り換える人も多かったのですが、東西の路線(津喜東西線や結急光鐘線)の利便性が向上して、以前に比べると乗り換え客が減っています。

 鹿島川駅を出ると、一旦寺井市に入った後富街市内に入ります。この付近に限らないのですが、津喜県内は他の県に比べて道路が多くありません。というのは、新しい道路を計画しても、用地買収が上手くいかず中々完成させられないのです。

 特に津喜から富街へ来るまで向かう場合は、国道51号の渋滞に巻き込まれながら坂戸で右に曲がって、そこから片側1車線追い越し禁止の道をひたすら走るわけですが、平日は毎度渋滞します。

 富街市といえば空港があるわけですが、実際に空港があるのは富街市の北の方。空港周辺はさすがに立派な道路が整備されているのですが、肝心の市中心部のほうは、メイン道路が片側1車線という有様。いつ抜けられるかわからない渋滞に耐えるぐらいなら、時間の読める電車で混雑を我慢しながら通勤したほうがいいということで、電車通勤をしている人が多いようです。

 話は長くなりましたが、富街駅は2面4線の駅。この駅で光鐘のほうからやってきたふたば線と、富街空港線と、NR富街線に乗り換えられます。津喜東西線が富街空港駅まで延伸する以前は、この富街駅経由で富街空港へと向かう特急や急行がひっきりなしに発着していましたが、2023年ダイヤ変更以降は津喜-富街空港駅間の直通電車が昼間は毎時3本にまで減少します。

 駅前からは国道409号線を北上して鳴田に向かう京香バス、市の南部や成東などへ向かう両得バスが発着しています。

富街駅-奈原駅

 富街駅を出ると、車掌の雰囲気が一気にのどかになってきます。田園風景が広がる中を東へと進むと、草山駅(くさやまえき)に到着します。この駅は津喜線の大元となる京得電気軌道が目指した場所の一つであり、古くから信仰されているお寺の近くにあります。お正月になると、この草山へ向かう臨時列車が多数設定されています。

 両得大倉駅(りょうとくおおくらえき)付近からは、NR両武本線の近くを走っていきます。両武本線は津喜線と同じく永京駅から津喜駅を通り、奈原駅へと向かう路線ですが、鳴田や寺井を通るやや遠回りなルートであることから、所要時間では当路線の方が有利になっているようです。

 奈原駅の手前には「ハ」駅と「ロ」駅があります。空想世界においてもっとも短い名前の駅ですが、これは元々駅のある場所の地名が「イロハ地名」と呼ばれる津喜県内の開拓地にありがちな地名だったのが由来となっています。

 終点の奈原駅(なはらえき)は、2面4線のターミナル駅です。駅の北側には奈的電鉄のホームがあり、2018年までは直通運転も行われていました。周辺にはショッピングモールのほか、北に行くと奈原城があります。

車両

特急

 永京駅-奈原・桃心駅間及び永京駅-八田山駅間を結ぶ特急は、黄緑色の「ME系」と「RE系」で運行されます。8両編成で、30分間隔で運行されています。最高速度は130km/hです。

 永京駅-奈原駅間を結ぶ特急は、以前は赤い車体の「RE系」で運行されていました。この車両は、遠山原線の特急(上谷駅-遠山原駅間)に使われている車両と同じ車両で、10両編成です。(草深総合車両センター所属)

急行・各駅停車

 永京駅-(神場)時野駅間を結ぶ「Lライナー」はU1系で運行されます。1時間に1本ほど運行されており、特別料金不要の電車としては最も長い距離を走る電車です。

 急行は10両編成でプラスカーが連結されている編成が使われます。この車両は、最新型の30系2000番台です。この車両のほか、水色と白色のデザインの車両は三城車両センター所属となっています。

 プラスカーは基本的に2階建て車両で運行されます。ただし、永急電鉄から直通する快速急行の一部は、1階建てのロング・クロス転換座席車両で運行されます。

 雪松急行電鉄から直通する531系にも、プラスカーが連結されています。

 永急電鉄から乗り入れる2000系は、1時間に1本ほど運行されている仁江行きの快速急行に充当されます。2018年3月以前は各駅停車として富街空港駅まで足を伸ばすこともありました。

 永急2000系には、2022年秋からプラスカーが新たに連結されます。2階建て車両ではなく、ロング・クロス転換座席を備えた車両で運行されます。

各駅停車

 各駅停車のうち、結急の車両で運行される「R」運用には10系0番台が使われています。10両編成ですが、プラスカーは連結されていません。

 永京地下鉄所属の車両で一番新しい65系。地下鉄車両は基本的に各駅停車・快速のみで運行されます。

 NR今北所属のN1600系800番台は、信濃・両武線からやってきます。基本的に信濃・両武線と津喜線の間を走る各駅停車にのみ充当されます。

History

2023年3月18日ダイヤ変更

 永京駅-奈原駅方面間で運行されていた特急が減便され、概ね1時間に1本の運行となりました。一方で、雪松急行電鉄直通の電車が新設され、雪松秩父駅と奈原駅が乗り換え無しで結ばれるようになりました。

 特急の減便を穴埋めする形で、永京駅-奈原駅方面間の快速急行が増発されました。1時間間隔で運行され、6両が堀川海岸駅へ、4両が津久茂電鉄の桃志駅まで運行されていました。

 日中時間帯を中心に減便が行われ、永京駅-津喜駅間の急行、快速、各駅停車はいずれも10分間隔となりました。

・急行(地下鉄方面永京駅-奈原・堀川海岸駅) 20分間隔

・急行(地下鉄方面永京駅-奈原駅) 20分間隔

 ※急行は永京駅-奈原駅間10分間隔

・快速(地下鉄民谷線-津喜駅) 10分間隔

・快速(津喜駅から富街空港駅まで) 20分間隔

 ※津喜駅-富街駅までは、各駅停車と合わせて10分間隔。

・快速(津喜駅から八田山線北萩まで直通) 20分間隔

・各駅停車(永京駅-州崎駅シャトル便) 10分間隔

 この区間は両得幕沼行きを合わせて5分間隔

・各駅停車(地下鉄方面永京駅-両得幕沼駅) 10分間隔

・各駅停車(津喜駅-富街駅) 20分間隔

2022年3月12日ダイヤ変更

・特急(永京駅-八田山・松波空港駅) 30分間隔

・特急(永京駅-奈原駅) 30分間隔(うち半数は奈原線・津久茂電鉄桃志駅まで直通)

・快速急行(州崎駅から津喜駅まで) 30分間隔

 永急電鉄羽沢駅~結急電鉄仁江駅間の快速急行が毎時1本、永急電鉄海老名駅~結急電鉄堀川海岸駅間の快速急行が毎時1本運行されます。永急電鉄本宿駅~結急電鉄津喜駅間では、快速急行が毎時2本体制となります。

・急行(永京駅-奈原駅) 7分30秒間隔

・快速(永京駅-富街空港駅) 15分間隔

・各駅停車(永京駅から両得幕沼駅まで) 7分30秒間隔

・各駅停車(両得幕沼駅から富街空港駅まで) 15分間隔

 (両得幕沼駅から富街空港駅までは、快速も各駅に停車することから、実質的に7分30秒間隔です)

2009年7月ダイヤ改正

 久々の大規模改正となりました。

 日中(10時代-15時代)の東兵庫駅-津喜駅間は、

 ・特急2本(上谷駅-奈原駅)

 ・特急2本(上谷駅-八田山駅)

 ・長距離急行1本(永京駅-神場・時野駅)

 ・快速急行1本(永京駅-堀川海岸駅)

 ・急行2本(永京駅方面-奈原駅)

 ・急行4本(永京駅方面-富街空港駅)

 ・急行2本(上谷駅-北萩線中堀駅)

 ※急行は永京駅-津喜駅間毎時8本

 ・快速4本(地下鉄民谷線方面-両得幕沼駅)

 ・各駅停車8本(地下鉄民谷線方面-津喜駅)

 津喜駅-奈原駅間は

 ・特急2本(永京駅-奈原駅)

 ・快速急行1本(永京駅-堀川海岸駅)

 ・急行2本(永京駅-奈原駅)

 ・急行4本(永京駅-富街空港駅)

 ・準急4本(津喜駅-富街空港駅)

 ・各駅停車6本(津喜駅-奈原駅)

 ※うち半数は奈滝電鉄木滝神宮駅まで直通。

1995年3月改正

 両得本線急行の最高速度が、それまでの110km/hから120km/hに引き上げられました。また、これに伴いすべての急行電車が80系0番台で運行されるようになっています。

 日中1時間あたりの運行本数(東兵庫駅-津喜駅間)は、

 ・特急2本(上谷駅-奈原駅)

 ・特急2本(上谷駅-八田山駅)

 ・長距離急行1本(永京駅-神場・時野駅)

 ・急行4本(上谷駅-奈原駅)

 ・急行2本(上谷駅-北萩線中堀駅)

 ・準急2本(地下鉄広鐘線-東兵庫駅-富街空港駅)

 ※急行と準急合わせて東兵庫駅-津喜駅間毎時8本

 ※準急は津喜駅-奈原方面間は各駅に停車。

 ・快速4本(地下鉄民谷線方面-東兵庫駅-富街空港駅)

 ・各駅停車8本(地下鉄民谷線方面-東兵庫駅-両得幕沼駅方面)

 ※各駅停車は4本が両得幕沼止まり、4本が津喜止まり。

 となっていました。

 津喜駅-奈原駅間は

 ・特急2本(上谷駅-奈原駅)

 ・急行4本(上谷駅-奈原駅)

 ・準急2本(地下鉄広鐘線-東兵庫駅-富街空港駅)

 ・快速4本地下鉄民谷線方面-東兵庫駅-富街空港駅)

 ・普通6本(津喜駅-奈原駅方面)

 となっていました。

 津喜駅-富街駅間においては準急、快速、普通を合わせて毎時8本が各駅に停車しました。

 普通のうち毎時1本は津久茂電鉄桃志駅まで、3本は奈滝電鉄木滝神宮駅まで直通していました。

 当時の普通は4連または6連で運行されることもあり、特に奈滝電鉄車両(18m4連)で運行されていた普通電車は混雑していたようです。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年11月16

当ページ公開開始日 2018年12月16日