若葉の森線

2023年3月18日ダイヤ変更

・各駅停車8両(椿森駅-海千キリン線白子駅) 15分間隔

・準急(椿森駅-仁江駅) 30分間隔

・準急(椿森駅-高滝駅) 30分間隔

 結急若葉の森線(わかばのもりせん)は、津喜県津喜市中央区の椿森(つばきもり)駅から、東津喜(ひがしつき)、津喜中央(津喜中央)、本町・津喜城(ほんまち・つきじょう)、若葉の森(わかばのもり)の各駅を経由して鹿居(しかい)駅までを結ぶ路線です。開業したのは2017年4月8日で、結急電鉄の中では最も新しい路線になります。

 起点の椿森駅は津古線と同じく地下にホームがあります。ちょうど津古線の真下にホームが設けられており、島式1面2線のホームを有しています。駅の東津喜方にはポイントがあり、東津喜方から折り返し運転を行うことが可能となっています。なお、2018年3月10日ダイヤ改正まではこの先にある津古線三倉部(さくらべ)駅で折り返す運用も設定されていました。

 椿森駅と東津喜駅の間は非常に駅と駅の間隔が短いです。その東津喜駅はアーバンループ線とNR両武本線のホームに直角に交わるように設けられています。この東津喜駅も含め若葉の森線のホームは鹿居駅を除きすべて地下に設けられています。

 ちなみに、津古線は1993年まで東津喜駅を起点としていました。ホームの場所は異なるものの、若葉の森線開業により20年以上ぶりに津古線内から東津喜駅へ向かう電車が復活したのです。ただ、さすがに20年も経てば駅周辺は大きく様変わりしていて、マンションが増えていたり車両そのものも新しい車両に世代交代したりしています。

 次の津喜中央付近までは、国道126号線の地下を通ります。椿森駅~東津喜駅間と同様に東津喜駅~津喜中央駅、そして津喜中央駅~本町・津喜城駅の間は非常に駅と駅の間が短いです。津喜中央駅は津喜線、光鐘線ホームの道場、三城方にホームが設けられており、津喜線よりもさらに地下深いところを通ります。

 次の本町・津喜城駅は駅の一部が津喜大学病院の地下に設けられています。ホームは二層構造となっており、上が若葉の森線鹿居方面、下がつはら線つはら台、海千キリン線方面になります。ホームは上下それぞれ1面2線構造の島式で、つはら線ホームから改札階へ向かうには一旦若葉の森線ホームに上がる必要があります。駅名の由来となっている「津喜城」は立派な天守閣(を模した建物)を有していますが、かなり大昔からあるお城ということで、本来は天守閣というものが存在しませんでした。では、現在建っている立派な天守閣は一体なんなのかと申し上げますと、博物館の一部として1960年代頃に他のお城を模して建設されたそうです。

 本町・津喜城駅は周辺に県の中央機関が多く存在しており、また津喜大学病院、津喜県文化会館もあることから利用客が多いです。西側には津喜県庁、津喜県警察本部、南側には県立津喜高校、東側は津喜大学病院となっています。なお、つはら線に関しては昼間は半数の電車がこの本町・津喜城で折り返してつはら台へと戻っていきます。

 若葉の森駅は若葉の森線の路線名の由来にもなっている駅です。駅の東側には津喜県立若葉の森という公園があります。都会のオアシス、そしてランニングスポットとして多くの地域住民に親しまれている公園で、駅周辺には多くのマンションが建ち並んでいます。

 終点の鹿居駅は2面4線の駅です。このうち内側の2線を若葉の森線が使用しています。ダイヤが乱れた際は折り返し出来るようになっていますが、定期電車でこの鹿居折り返しの電車は存在しません。この鹿居駅が高架化されたのは2006年のこと。それまでは地上にホームがあり、駅の永京方にあった踏切は「開かずの踏切」として多くの人々を悩ませていました。高架化時点から中央の2線を若葉の森線用として使うことを想定しており、2016年6月までは現在の若葉の森線線路部分を床で塞ぎ、上下線を自由に行き来出来るようにしていました。


当ページ最終更新日 2023年03月18日