結急夏島線

概要

 結急夏島線(ゆいきゅうなつしません)は、知元県知元市の平尾駅(ひらおえき)から、夏島市の夏実駅(なつみえき)までを結ぶ結急電鉄の路線です。1960年代に当時の神豊急行電鉄が沿線開発のために計画した路線で、1985年に全線が開業しました。終点の夏実駅には駅に隣接して「夏実アイランドパーク」が併設されており、水族館やジェットコースター、観覧車などがあります。

 観光路線として休日になると結急知元線への直通電車が多数運行されますが、平日はほとんどが線内折り返し運用の普通電車しか運転されません。当初の想定よりも沿線の開発が進まず、赤字であることから2018年まで加算運賃が適用されていました。

路線データ

 管轄 結急電鉄神豊支社

 軌間 1067mm

 駅数 14駅

 複線区間 平尾駅-宮里駅

 単線区間 宮里駅-夏実駅(複線用地あり)

 電化区間 全線(直流1500V)

 保安装置 ATS-P(2015年更新)

 最高速度 100km/h

 駅ナンバリング JN00


運行形態

 基本的に線内折り返し運転が行われています。ほとんどの時間帯で4両編成の電車が10分間隔で運行されますが、休日は知元線直通の急行電車も運行されることがあります。この急行のみ8両編成で運行されることから、ホームの長さは20m車8両編成まで対応できるようになっています。 

 平尾駅から夏実駅までの所要時間は、25分です。

車両

 平尾駅に隣接している平尾車両センター所属の車両が使われます。2021年12月時点では、4連運用が所要3本あり、予備車としてもう1編成が用意されています。

沿線概況

 起点の平尾駅は、3面6線の駅です。駅には隣接して平尾車両センターがあり、夏島線だけでなく知元線の電車も留置されています。夏島線のホームは、知元線ホームの東側にある1面2線部分です。普段は4両編成の電車しかやってこないことから、ホームの長さは20m車6両ほどの長さのみ確保されています。

 宮里駅は、NR東海岸線と接続している駅です。1985年に当路線が開業した際に国鉄側(当時)にも設けられた駅で、この駅までは複線区間となっています。駅の周辺は知元駅に近いベッドタウンとして開発されていますが、知元方面へはNR東海岸線の方が近道で直通列車があることから、夏島線の乗降客数はそれほど多くないようです。

 終点の夏実駅に隣接して設けられている「夏実アイランドパーク」は、当路線の開業と同時の1985年に当時の神豊急行電鉄が開業させたテーマパークです。以前は鳥豊地方に強力なライバルとなるテーマパークがなかったのですが、2006年に神場府神場市の神場汐留駅(かみばしおどめえき)付近に世界的にも有名なテーマパークが開業してからは、少しずつ来園客数が減少しているようです。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年10月31日

当ページ公開開始日 2021年12月26日