神豊8000系

概要

 1980年に登場した通勤型電車です。1979年まで導入された7000系が抵抗制御車であったのに対し、当車両では界磁チョッパ制御を採用しています。界磁チョッパ制御は抵抗制御車よりも消費電力量が少なく、かつ抵抗器からの放熱を抑えることができます。

 編成は2両編成、4両編成、6両編成、8両貫通編成があり、複数の編成を連結した組成も行われていました。既存の車両とブレーキ方式が異なることから、原則として8000系以外の形式との連結は行われなかったようです。2000年代に入ると4両編成または8両編成での運用がほとんどとなり、先頭車を中間車に改造する工事も行われました。

 2003年度からは更新工事が開始されました。当初は内装の更新のみが行われましたが、2006年度以降は界磁チョッパ制御装置の部品確保を目的として、制御装置のIGBT-VVVFインバータ化も開始されています。

 更新工事施工車。

たゆう

 たゆうは、知元線御船区間活性化を目的として2012年に登場した観光電車です。2両編成1本と6両編成1本がそれぞれ改造され、車内は日本の伝統的な建物をイメージしたデザインに改装されました。2両編成1本は主に知元線御船区間で、6両編成1本は神場都心と知元エリアを結ぶ快速急行「たゆう」で運用されることが多いようです。

 なお、6両編成と2両編成を連結した8両編成で運行されることもあります。


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当ページ最終更新日 2023年07月13日

当ページ公開開始日 2020年09月12日