結急入方・弁天沢線(いりかた・べんてんざわせん)は、仙豊県八田山市の吉良駅(きらえき)から、入方線遠浜駅(とおはまえき)、弁天沢線弁天沢駅(べんてんざわえき)を結ぶ結急電鉄の路線です。2つの路線ともに八田山近郊の通勤・通学輸送を担う路線であるほか、八田山市営地下鉄南北線に乗り入れているという共通点があります。
入方線吉良駅-遠浜駅、弁天沢線吉良駅-弁天沢駅ともに各駅停車(6両)が昼間は10分間隔で運行されています。どちらも地下鉄南北線に直通し、地下鉄南北線内は5分間隔で運行されています。
八田山市西部の中畑(なかはた)や入方市の弁天沢を目指して走る弁天沢線は、八田山市西部の丘陵地帯を走って行く路線です。地盤が固い地域を走ることから、安全な一戸建てを建てようとする人に人気が高い地域のようです。一方でマンションは少なく、これは戸建てが少なくマンションが多い八田山線の八田山駅-泉山駅間とは対照的な光景です。
終点の弁天沢駅(べんてんざわえき)は2面3線の駅で、近くにあるお寺への参拝客輸送を目的に建設されました。
入方市の海岸を目指す入方線は、途中の矢印駅(やじるしえき)でNR中畑線、将軍野駅(しょうぐんのえき)で結急轟線と接続し、山を越えて入方駅に向かいます。
1970年代頃までは、海水浴客輸送のために関八本線八田山駅から轟線、将軍野駅を経由して遠浜駅へ向かう臨時電車が運行されたことがありましたが、現在は走らなくなってしまいました。