勝亀支社所属車両

勝亀総合車両センター

51301形

 2023年11月から12月にかけて、4連12本が転入します。

 同数の108系を置き換え、奉旗駅-神場・時野駅間の特急などで運用される予定です。

110系

 1990年に登場した車両です。110系は上谷駅(両得電鉄)-奉旗駅-知元-神豊急行電鉄方面間の長距離特急に充当できないことから、この特急に充当できるよう設計を変更しました。

 また、制御装置をGTO-VVVFインバータに変更しています。

 8連10本が在籍しています。

108系

 1986年に登場した特急型車両です。

 奉旗駅-知元-神豊急行電鉄(当時)間の特急に投入されていました。

 4連16本が在籍しています。

30系3000番台

 2023年9月より活躍している車両です。8両編成で、神豊支社に在籍していた5本と、新たに導入された1本が在籍しています。主に須藤よりも南の区間(神豊支社管内に直通する電車)で運行されています。

 詳しくは30系3000番台のページをご覧下さい。

 奉旗方から数えて4両目の車両は、二階建て車両です。急行電車として運行される際は、この車両が指定席車両「プラスカー」となります。

40系

 2021年度に4連4本、2022年度に2連4本が導入されました。

 入来線では2両編成での運用が設定されています。

40系6000番台

すっきりとしたスタイルの210系は、4連9本が在籍している。

 2019年に登場した通勤型車両です。勝亀本線用に導入された車両ですが、4ドア車体となっているのが特徴で、これは神豊急行線内に設置されるホームドアに対応するための設計です。また、後に登場する両得40系(2021年3月運行開始)と同じ車両情報管理システム(IN-RIMS-L)を搭載しています。

 制御装置には大洋製のハイブリッドSiC-VVVFインバータを採用しています。最高速度は120km/h、加速度は3.3km/h/sで、神豊急行線(現在の結急知元本線)への直通運転に対応しています。混雑対応のためオールロングシートとなっており、ラッシュ時の特に混雑する運用に入る確率がかなり高いようです。

 車体設計は神場車輌製造が原設計を担当し、中部車輌との2社でそれぞれ製造されました。2019年に4連5本、2020年度に4連4本が導入され、同数の202系が廃車・解体されています。

 2022年4月に全編成が「40系6000番台」に改番されています。

10系6500番台

 10系6500番台は、2022年12月より4連4本が運行を開始した車両です。福増総合車両センターへの30系4500番台導入により余剰となったU1系を更新したもので、ワンマン運転に対応しています。

10系6000番台

 2023年10月から新デザインへの変更が進められています。

 10系6000番台は「208系」として2004年に登場した車両です。当時の両得電鉄仙豊支社に導入された10系4000番台と同じ設計となっています。電動車がロングシート、付随車が転換クロスシートになっているほか、台車には乗り心地改善のためヨーダンパが設置されました。最高速度120km/hでの運行が可能であることから、206系と共に神豊支社管内への直通運用に充当されることが多いです。2004年から2007年にかけて4連8本が導入された後は、400系の導入に伴い一時導入が中断されていましたが、2011年からは増備再開されて2018年までに4連10本が追加増備されました。

 2022年4月には、全編成が「10系6000番台」に改番されました。

 10-6001編成から10-6018編成までが元208系編成、10-6019編成から10-6040編成までが元10系4000番台編成となっています。

 勝亀鉄道208系として登場した10-6001編成から10-6008編成までは、このデザインで登場しました。

 10-6009編成から10-6018編成までは、ドアの帯が省略されていました。

 10-6019編成から10-6040編成は、2023年6月から7月にかけて転入してきました。2023年11月には、追加で10-6041編成から10-6047編成が河南車両センターから転入しました。

 なお、10-6041編成以降は、転入時にあらかじめワンマン対応工事を施工してあります。

400系

6連12本

 2008年に知元市営地下鉄南北線直通用に導入された車両です。基本設計は208系をベースとしていますが、地下鉄にホームドアを設置することになった関係から、4ドアオールロングシートの車体に変更されました。2008年度から2010年度にかけて導入され、現在は地下鉄直通列車のすべてがこの車両で運行されています。

206系

 1991年に登場した車両です。GTO-VVVFインバータ制御を採用し、従来の車両よりも性能が良くなりました。4両編成を基本としており、中間の2両が電動車となっています。

 既存の車両と同じく20m3ドア車体となっていますが、座席は混雑対策のためすべてロングシートとなっています。2002年度までに4連26本が導入されました。

 2021年1月から2022年2月にかけて、4連8本にリフレッシュ工事が行われました。

206系リフレッシュ車

 2023年11月には、4連8本(初期に製造された編成)が廃車されました。

204系

 現在はステンレス製更新車が、8連7本と4連3本が在籍しています。

地下鉄直通用のATCを備えているのは、鋼鉄車4連15本のみだった。(現在は撤去済み)

 1980年に登場した界磁チョッパ制御車です。当時まだ計画中だった知元市営地下鉄南北線への直通ができるよう、ATC(車内信号方式)に対応したオールロングシート車として1980年度から1985年度にかけて4連15本が導入されました。その後、1986年には車体をステンレス製とした車両も登場し、1988年までに4連11本が導入されています。1989年には勝亀本線の混雑緩和を目的として、勝亀鉄道としては初めての8両貫通編成が導入されました。1990年度も導入され、最終的に8連7本が出そろいました。

 1995年度には地下鉄南北線直通運用の6連化に伴い、初期の鋼鉄車4連12本が6連化されました。この時に編成組み替えが行われ、鋼鉄車4連3本とステンレス車4連4本が2両編成に短縮されています。ただ、2008年から2010年にかけて400系が導入された関係で、現在は組み替え前の編成に戻されています。

ステンレス車は登場時からスカートを備えている。

 ステンレス車の登場から20年を迎えた2016年からは、更新工事が開始されました。この更新工事は、界磁チョッパ制御装置などの部品確保が難しくなってきたことや、バリアフリー化を推進するためのフリースペース設置を目的としたものです。まずは8連3本が更新されました。

更新車は、識別と更新車であることをアピールするため、車体帯に白色を加えたスタイリングとなった。

 更新工事の内容は、「制御装置の更新(IGBT-VVVF化)」「車椅子スペースの設置」「安全性向上のための大型袖仕切り設置」「バリアフリー対応のためのドアチャイム、案内表示器の設置」の4つで、2019年度までに8連7本が更新されました。2020年度は4連3本に施工されましたが、2021年度は新型車両の導入を進めることが決まったことから、更新工事が行われませんでした。

・鋼鉄車は2022年度に4連15本すべてが廃車された。

・ステンレス車は4連8本が2022年度に廃車された。

過去の車両

70系50番台

 勝亀支社管内では2023年3月ダイヤ変更時より運行されています。4連12本が在籍しています。

 なお、制御装置未更新車(界磁チョッパ制御車)であり、原則として2本を連結した8連で運行されています。

 202系と204系鋼鉄車の一部を置き換えました。

 30系3000番台の導入に伴い、2023年10月14日ダイヤ変更の際に引退しました。

202系

行き先表示が前面貫通扉にある独特なスタイルは「勝亀顔」として親しまれてきた。

 1965年にデビューした電車です。2両編成と4両編成の2種類があり、連結することで6両や8両編成で運行できる設計となっています。また、勝亀鉄道の通勤型車両としては初めて空気バネ台車を採用しています。長年主力車両として全線で活躍してきましたが、208系などの導入が進んだことから数を減らしています。現在は4連4本のみが残っており、2023年3月に引退予定です。

・2021年度は、4連4本が廃車。

・2022年度は、4連14本が廃車(70系50番台4連12本、10系6000番台4連2本により置き換え)。

106系

 1963年登場。性能のために居住性を犠牲にしていた104系に対して、この車両はできる限り快適な車両を目指して開発されました。前面に展望席を設けたそのスタイルは、長い間勝亀特急の象徴として親しまれていますが、その元祖はこの車両です。

 現在は、6連1本が動態保存されています。

運用メモ

2023年3月11日変更

 

<特急>

奉旗-南小諸 片道26分 毎時2本 所要2本

南小諸-小谷 片道26分 毎時2本 所要2本

小谷-須藤 片道14分 毎時2本 所要2本

須藤-菅野 片道26分 毎時2本 所要2本

菅野-北知元 片道17分 毎時2本 所要2本

須津線特急用 8連3本

戸須特急用 4+4連3本

予備 4+4連5本

合計 8連10本 4+4連8本

 

<本線系統>

本線 奉旗~尾城 片道10分 朝8本 所要4本(8連)

本線 尾城~南小諸 片道33分 朝8本 所要16本(8連) (半数は快速)

本線 南小諸~安部 片道12分 朝4本 所要2本(8連)

本線 安部~小谷 片道12分 朝4本 所要2本(8連)

本線 小谷~須藤 片道15分 朝4本 所要2本(8連)

本線 須藤~朝比 片道7分 朝8本 所要8連2本

本線 須藤~野田原 片道14分 朝8本 所要8連4本

本線 野田原~千路 片道16分 朝8本 所要8連4本

本線 千路~菅野 片道3分 朝8本 所要8連1本

大和田線 菅野~楠田 片道20分 朝8本 所要8連4本

 

快速 奉旗-尾城 片道7分 朝4本 所要2本(8連)

快速 菅野-楠田 片道16分 朝4本 所要2本(8連)

 

<須津・中西線>

普通 尾城-高畑 片道26分 朝4本 所要2本(8連)

普通 高畑-須通 片道12分 朝2本 所要1本(8連)

普通 中西-須通 片道10分 朝2本 所要1本(4連)

普通 須通-尾曳 片道12分 朝2本 所要1本(4連)

普通 尾曳-猪原 片道13分 朝2本 所要1本(4連)

 

<戸須エリア>

普通 小谷-戸須海岸 片道25分 朝4本 所要2本(4連)

普通 須藤-戸須海岸 片道27分 朝4本 所要2本(4連)

普通 須藤-朝比 片道7分 朝8本 所要2本(4連)

普通 朝比-入来 片道14分 朝4本 所要2本(2連)←2023年3月変更までは4連

 

<知元市営地下鉄南北線系統>

普通 岩根-千路 片道10分 朝8本 所要2本(6連)

普通 千路-菅野 片道3分 朝8本 所要1本(6連)

普通 菅野-春日 片道11分 朝8本 所要3本(6連)

普通 春日-知元 片道14分 朝8本 所要4本(6連)

地下鉄 知元-研究学園 片道21分 朝8本 所要4本(6連)

 


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2024年03月21日

当ページ公開開始日 2020年07月30日