富原尾鈴線

概要

 富原尾鈴線(とみはらおすずせん)は、風杜府風杜市の風杜駅(かぜもりえき)から、尾鈴市の尾鈴駅(おすずえき)までを結ぶ、富原電鉄の鉄道路線です。富原電鉄で最も歴史のある路線で、風杜駅から途中の殿台駅までは1905年に開業しました。

 沿線は元々人口の少ない地域でしたが、富原電鉄自らの手で不動産開発が行われ、高級住宅地の交野園駅周辺の街並みや、八積遊園、尾鈴歌劇団などが広く知られています。

 昼間は各駅停車と快速が運行されており、どちらも10分間隔で運行されています。快速は塩谷、西林、殿台、交野園、八積に停車します。


車両

 基本的に通勤型車両(8両)が使用されています。

 休日に運行される快速や、急行の一部には特急用の600系も用いられます。

沿線概況

 起点の風杜駅(かぜもりえき)から西武駅(にしたけえき)までは、八幡線西倉本線と併走します。西武駅を出ると、線路はそのまま北へと進んでいきます。

 西林駅(にしばやしえき)で接続しているNR瀬津本線は、終点の尾鈴駅まで向かうライバル路線です。瀬津本線・尾鈴線は若干遠回りをするため、所要時間・運賃ともに富原電鉄のほうが優位に立っているようです。

 長沼駅(ながぬまえき)周辺は団地や高層マンションが密集していますが、しばらく走り殿台駅(とのだいえき)や交野園駅(かたのえんえき)周辺まで来ると、庭が広い一戸建てが増えていきます。

 交野園駅は1920年から富原電鉄が開発を続けてきた住宅地です。当時の風杜都市圏は、沿岸部に建設された工場で働く人が移り住んできて、人口が大きく増加していました。しかし、都心部や工場近くの住宅は狭くて環境もよくありませんでした。これを改善するため、「庭付きの広い家に住みましょう」とアピールして開発されたのが交野園です。

 八積駅(やつみえき)近くの八積遊園は、観覧車やジェットコースターで知られている遊園地であり、この遊園地内には風杜県を本拠地とする野球チーム「富原ウイング」の本拠地、富原ドームがあります。富原地方においては、よく敷地の広さを表すときに「富原ドーム何個分」という表現が用いられます。

 終点の尾鈴駅は2面4線の駅で、この駅から更に北へ進む小焼電鉄(こやけでんてつ)の線路に繋がっています。駅には隣接して尾鈴歌劇団の劇場があり、少女歌劇・少年歌劇やミュージカルを楽しめます。歴史がある劇場ですが、昔から新しい事へのチャレンジを続けてきました。

 近年の尾鈴歌劇は、アイドルと音楽を融合させた「尾鈴革命」というグループを推しています。尾鈴革命は、メンバー自身が作曲や演奏を行います。メンバーは5人ですが、尾鈴革命のグッズやイラストを描くクリエイターもいて、あらゆる人が係わっているプロジェクトになります。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年01月15日

当ページ公開開始日 2022年09月06日