NR2000系

 2000系は、NR富原が2017年3月より運行している一般型車両です。4ドア車両であり、その見た目は通勤型車両そのものではありますが、2階建て車両を連結していたり、一部にデュアルシート車が連結されていたりなど、近郊形車両としても運用できる汎用性を持たせています。

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 NR富原では長年通勤型車両と近郊型車両を分けて導入していましたが、同じ列車に通勤型車両と近郊型車両が混用されることがあったり、より効率的な運用のためにどちらにも対応できる車両が現場から求められていました。そこで、通勤型車両の設計をベースとしつつ、高性能な走行機器を採用することで通勤型の加速度(3.3km/h/s)と最高速度(120km/h)のどちらにも対応できる車両として開発されました。

 第一陣は富原本線に導入されました。4ドア車体ではありますが着席時の快適性と混雑対応を両立させるため、デュアルシート(ロングシートとクロスシートを切り替え可能)が採用されました。また、2階建て車両は「クローバー車」とされ、永京首都圏のNR各線で運行されている同様の車両と同じく、クローバー料金が必要な車両となっています。編成は12両編成です。

 2017年3月時点では快速列車を中心に運行されていましたが、2018年3月ダイヤ改正で特快の最高速度が120km/hに引き下げられたことから、西倉-風杜-貝原間の特快でも運用されるようになりました。それまで特快に運行されていた車両は、非常に快適性の高い車両であった一方、混雑しやすい欠点がありましたが、この車両の導入により混雑を緩和することができました

 2018年度には、8両固定編成でオールロングシートの通勤タイプ(1000番台)が導入されました。通勤型車両と同様に運用されることから、塗装パターンは通勤型と同じものとされています。主に富原本線の各駅停車で運行されます。

 2022年度から2022年度には、風杜環状線用の車両として黄色の車両が導入されました。この車両は窓上にもデジタルサイネージを備えており、「2000番台」として区分されています。

 2021年度からは、オールモノクラス6両編成とクローバー車を連結した6両編成に分割できる編成が導入されており、瀬津本線などそれまで運行されていなかった路線や区間での運行も開始されました。

設計

 制御装置や車両情報管理システムは、NR今北が導入しているN1604系に準じたものを採用しました。一方で車体は、富原重工業など地元企業が設計・製造したものとなっています。従来の車両よりも衝突安全性を高めた設計となりました。

 最高速度は120km/h、加速度は3.3km/h/sです。

2300番台

 2022年度から導入されている「アルミ製」車両です。制御装置と車両情報管理システムは既存の2000系に準じた設計とされています。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年08月07日

当ページ公開開始日 2022年06月12日