結急大洗線

概要

 結急大洗線は、茨原県の来戸駅(くるとえき)から、遠山原県の両得豊矢駅までを結ぶ結急電鉄得原支社管轄の路線です。茨原県の県庁所在地のターミナル駅である来戸駅と、遠山原県内陸部の中では比較的規模の大きい豊矢を結ぶ路線ということで、遠山原線ほどではありませんが周囲の路線より比較的利用客が多いようです。 


運行形態と車両

 特急は90系8連で運行され、おおむね1時間前後の間隔で運行されています。

 停車駅は両得豊矢を出ると、かなで公園、大洗、来戸に停車します。

 普通電車は両得豊矢駅と来戸駅・袴塚駅の間を走ります。2両または4両で、30分前後の間隔で運行されています。

 朝と夕方には遠山原駅へ直通する電車(8両編成)も運行されています。

沿線概況

 起点の来戸駅は、2019年3月16日のダイヤ改正から結急来急線と同じホームを使用するようになりました。このホームはNR来戸駅の地下にある2面4線のホームで、ホームの共用開始と同時に来急線袴塚駅までの直通運転も開始されています。それ以前は来急線が交流電化だったり、元々別会社だったりした関係で別のホームを使用していました。以前使用していたホームは、地上にある1面2線のホームです。非常に狭くホームも伸ばせず、このホームを使用していた頃は特急が4両で運行されていました。 

 路線名の由来となっている「大洗」は、来戸から4駅目にあります。全線を通して平行して走っているNR豊矢線もこの大洗を経由しますが、速度が結急大洗線と比較した場合遅いことや、ワンマン運転のディーゼルカーで運行することもあり、多くの人は結急を好んで利用するようです。この大洗駅以外に規模の大きい駅はなく、特急の途中停車駅もこの大洗のみです。 

 大洗駅を出ると、しばらくの間山を越える区間に入ります。沿線の民家はその多くが線路や駅から離れた場所にあり、またお店も駅前ではなくて近隣の道路沿いにあります。駅前よりも主要な道沿いの方が便利という典型的な車社会の地域です。結急電鉄ではより多くの人に鉄道を利用してもらうため、特に利用客の少なかった青砥駅周辺を開発し、駅舎と一体の商業施設を2019年3月16日にオーブンさせました。 

 青砥駅と一体の商業施設「あおとツナイデ」は、スーパー、ドラッグストア、内科、歯科医院、塾、ミラノ風レストランが入居している3階建ての建物で、隣には立体駐車場が隣接しています。ホームの屋根も4両分設置されており、雨の日でも車から電車への乗り換え、お買い物を屋根の下でまとめてできるようになっています。地元住民の中には立体駐車場を嫌う意見もあるようですが、利便性が高いことから鉄道を使わない人にも概ね好評のようです。また、塾を併設したことから、学生が定期外区間であってもこの駅をよく利用するようになりました。2021年からはこの駅に隣接した空き地に結急不動産が分譲住宅の分譲を始めています。 

 終点の両得豊矢駅は駅の西側のホームを使用しています。1面2線で東側には2面4線の遠山原線ホームが隣接しています。ただし、このホームが使用されるのは2022年3月までの予定で、2022年3月に予定されているダイヤ変更後は、この駅の2つ隣の北穴川駅から分岐する新しい線路を経由して豊矢駅へ向かうようになります。新しい線路は全線高架線で建設されており、北穴川駅を出ると穴川、豊矢レイクシティの2駅を経由して豊矢駅へと向かいます。また、遠山原方面へ向かう電車のスイッチバックが解消され、スピードアップされる予定です。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年09月02日

当ページ公開開始日 2021年11月07日