田井中線(たいなかせん)は、石和県の石和駅(いさわえき)から、神場府の塩田駅(しおたえき)までを結ぶ、NR今北(今北旅客鉄道)の鉄道路線です。「本線」を名乗らない路線ではありますが、神場府内と石和県内を結ぶ重要な幹線路線となっています。
神場都心と石和県内・鳥豊地方西海岸を結ぶことを目的に建設され、西豊高速線開業以前は多くの特急列車も運行されていました。
この区間は「山岳区間」と呼ばれており、1960年代の電化以降は1314系で運行されてきました。
現在は主に画像の1320系(田井中色)により運行されており、普通列車は1時間に1~2本ほど運行されています。
また、南高木駅で分岐する菊池線と南高木駅-田井中駅間には、神場駅からやってくる直通特快が毎時1本運行されます。
最近はNR両武快速線から転属してきたN1316系(4連)も運行されています。
塩田駅まで来る列車は、すべて神場駅まで直通します。
昼間は1時間あたり特快1本、快速4本、各駅停車(神場駅-成瀬駅間)6本が運行されています。
この区間は特急を除いてN1604系(画像)の8両編成で運行されています。一部の編成は田井中駅または南高木駅での分割運用に対応できるよう、4両編成2本を繋げた編成となっています。
2013年まで石和駅-田井中駅間で運用されていました。元々は違う塗装でしたが、1988年から1993年にかけて「田井中色」に塗り替えられました。