両得バス津60系統

概要

 両得バス津60系統は、津喜県津喜市の津喜駅東口から、財務局-椿森駅-三倉部駅-都我小学校-新三倉部駅-東高校-西津喜駅間を結ぶバス路線です。また、派生系統として津61系統(西津喜駅から中央図書館を経由して津喜駅北口へ向かう)や、津62系統があります。


運行形態

 津喜駅東口から西津喜駅へ向かうバスは、2020年10月以降は1時間ほどの間隔で運行されています。以前は30分ほどの間隔で運行されていました。

 椿森駅・津喜医療センターへ向かうバスは、津喜駅東口から財務局までのルートが異なっており、津喜中央駅を経由しないショートカットルートで運行されています。20分ほどの間隔で運行されています。

 津喜駅北口まで向かうバスは、1日1本のみの運行です。

乗車レポート

 津喜駅東口を出ると、バスは津喜市の旧市街(結急津喜中央駅方面)へ向かって、大通りを進んでいきます。「富士見」と呼ばれる大通り周辺地区は、かつては富士山が見えたことがその由来となっていますが、現在はビルが建ち並んでおりその姿を見ることはできません。

 津喜中央駅のバスターミナルに入った後は、左に曲がって津喜神社の脇を通ります。津喜神社は古くから親しまれている神社で、またバスが通る道の上には2017年まで津喜高架市電が走っていました。

 東津喜駅の方へ向かって北に進むと、陸橋でNR両武本線の線路を越えます。ちょうど地下に結急津古線が走っているあたりで右に曲がり、狭い道の中を進んでいきます。ここまで来ると椿森(つばきもり)地域で、程なくして椿森駅に到着します。

 椿森駅は2019年3月16日ダイヤ改正まで「津喜医療センター駅」という名前でした。これは、駅に隣接している病院に由来する駅名です。椿森駅バス停と津喜医療センターバス停は非常に近いところにありますが、病院利用者に配慮して津喜医療センターバス停は入口に近い所にあります。

 椿森駅を出ると、再び狭い道の中を走って行きます。三倉部陸橋(さくらべりっきょう)交差点通りつつ、直進して三倉部(さくらべ)の中心となる地域へ向かいます。

 三倉部の中心地区は、都我小学校(とがしょうがっこう)周辺です。この地区はかつて「都我村」という村の中心でした。また、津古線三倉部駅もあることから、多くの人が行き交う場所でもあります。しかし、古くからの道をそのまま使っているため、道が非常に狭いです。

 三倉部駅バス停は、三倉部駅の目の前に設けられています。駅の目の前だけは歩道が広いですが、それ以外は排水溝の蓋の上を歩かなければならないほど狭い道で、運転にはかなり気を使うようです。バスが中型バスで運行されているのも、この地区の道が非常に狭いのが理由です。

 狭い道を西へ進むと、津喜都市モノレールが通る道に出ます。これは国道126号線で、左に曲がってモノレールの新三倉部駅に到着します。ですが、すぐさま右に曲がって再び西津喜駅方面へ進みます。

 新三倉部駅から西津喜駅方面へ向かう道は、高校や大学が周辺に複数ある文京エリアとして知られており、バスも東高校の前を通っていきます。終点の西津喜駅には津喜大学が隣接しており、学生が非常に多いのが特徴です。

 大半のバスはこの西津喜駅までの運行ですが、1日1本のみ、西津喜駅から津喜駅東口へ向かうバスもあります。このバスは松波(まつなみ)エリアを経由するバスで、1998年に両得電鉄(自動車部)から津喜近郊バスに移管された時に新設された路線です。ですが、モノレールなど別の交通機関が周辺を走っていることから利用が少なかったようで、現在は1日1本のみの免許維持路線になってしまいました。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年05月16日

当ページ公開開始日 2022年04月12日