神急7000系

 1967年に、輸送力増強を目的に登場した通勤電車です。4両編成を基本としており、利用状況に応じて2編成連結した8両や、増結用2連を連結した6連での運行が可能となっています。

 車体は6000系で採用された長さ20m、4ドアのものを採用していますが、空気バネ台車を採用することで乗り心地を改善しています。なお、台車は1975年までに導入された車両と、1975年以降に導入された車両で異なるものを採用しており、2020年現在在籍しているのはすべて1975年以降に導入された車両となっています。

 

 制御装置は抵抗制御です。性能は最高速度100km/h、加速度は地下鉄直通に対応するため3.5km/h/sとなています。高い加速度を実現するため、ギア比は高めにセッティングしてあります。一方高速度域の性能が犠牲となっており、急行運転では運転士が苦労したようです。そのようなこともあって、主に普通運用に充当されています。

 若干の使いにくさもあった当形式。それでも20m4ドアの収容力がある車体や、地下鉄直通から線内の急行運転、また勝亀鉄道への直通まで対応していることから、1979年までに多くの車両が導入されました。

 1989年からは内装を中心とした更新工事が行われました。7000系の内装は神急伝統の木目調&ワインレッドの座席という組み合わせですが、ドアの化粧板が色あせていたため、色が濃いものに貼り替えました。

 2000年代には一部の編成にスカートが取り付けられました。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2022年11月26日

当ページ公開開始日 2020年09月12日