津喜臨海鉄道の車両

現在の車両

2000系

 2016年に登場した電車。両得電鉄10系100番台をベースに開発されたが、津喜臨海鉄道の事情に合わせて仕様変更が行われている。例えば前面には連結時に通り抜けができるよう貫通扉が設けられていたり、車内の情報案内表示はLCDではなく一段式LEDとしてコストダウンしている。また、車両外装は津喜臨海鉄道で伝統的に用いられているブルーのラインを、ドアの脇に縦に配した。

 性能は両得10系100番台と同じく、最高速度120km/h、加速度3.3km/h/sとなっている。といっても、津喜臨海鉄道の線内最高速度は100km/hなので、その性能をフルに発揮することはない。加速度も3.3km/h/sに対応しているだけであり、実際は設定で2.5km/h/sに落として運用されることがほとんどのようだ(なお、滅多にないダイヤ乱れ時に3.3km/h/s設定にすることもある)。

 2016年に6連2本が導入されたあと、2018年に4連1本、2019年度に4連2本、2020年度に先頭車2組が導入された。2020年度に導入された先頭車は、2016年導入の6連2本を4連に短縮し、余剰となった中間車と組み合わせて4連とされている。合計で4連が10編成。すっかり主力車両となった。2021年度も4連2本が導入され、12月25日に2本ともデビューする。

 2022年3月12日ダイヤ改正から開始された結急電鉄への直通運転に対応しており、古林駅まで直通する運用はこの2000系が充当されます。

1000系

 2005年にデビューした車両。2連と4連が在籍している。

900形

 1987年に輸送力増強を目的として導入されました。制御方式は界磁添加励磁制御です。

 1990年に導入された車両の一部は、鋼鉄製車体のセミクロスシート車です。

過去の車両

1500形(2022年3月12日引退)

 2012年のアウトレット線開業により、延伸した分の車両が不足することになった。そこで、2010年に旗野鉄道1000形6連3本を譲受し、延伸分の車両を確保した。3本とも4連に短縮の上、2011年10月から運行を開始。また、余剰となった中間車4両は一部を先頭車化改造の上、4連の編成とした。先頭車化改造編成は2012年2月に運行を開始している。

 譲受時点で運行開始から35年以上が経過していたが、旗野鉄道において丁寧に整備されていたことから、状態はそれほど悪くなかった。中古車両の導入は新線開業により予算が減っている中でのやむを得ない決断ではあったが、後に登場する2000形までのつなぎとして活躍した。

 2019年度には4連2本、2020年度には先頭車化改造編成1本が廃車された。残るもう1編成もまもなく廃車されそうで、記録するなら今のうちである。(2020年8月14日時点の情報)

800形(2022年3月12日引退)

 1964年の旅客運行開始に合わせて導入された電車。登場当時は2両編成だったが、後に4・6両編成も登場した。工場へ通勤する人々を輸送することが最大の目的であるため、無駄な装備は一切省かれている。

 車体の塗装は両得電鉄よりも濃い青色だが、機関車にすでに使われていた塗装であったことと、塗装代が比較的安いことがこの塗装になった理由だという。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年03月04日

当ページ公開開始日 2019年03月02日