NR・地下鉄城水線

概要

新型車両2000系

 城水線(じょうすいせん)は、風杜府風杜市の大塚駅(おおつかえき)から東風杜市の小間子駅(おまごえき)までの「風杜メトロ4号線」と、小間子駅から城水駅(じょうすいえき)までの「NR富原 城水線」の2路線の名称です。

 管理組織の違いはありますが、2路線共に一体となった運行が行われており、風杜都心の中心部と北東エリアの旅客需要を支えています。管理組織が別れているのは、風杜メトロの前身である風杜市営地下鉄が、市街への路線建設を拒否したからとなっています。路線計画が東風杜市や城水町(当時)のエリアまで向かうものだったことから、風杜市街に関しては国鉄(当時)が運営するということになりました。


データ

 電車はすべて6両編成で、昼間は地下鉄線内で5分間隔、NR線内で10分間隔で運行されています。

 最高速度は地下鉄線内80km/h、NR線内110km/hとなっています。

 全線が直流電化されており、複線です。

沿線概況

風杜メトロ管轄区間(4号線)

NR7000系は、当路線では1995年から活躍している。

 起点の大塚駅(おおつかえき)は、島式1面2線の駅です。以前はここから南東方向へ路線を延ばす構想がありましたが、延伸予定エリアにNR風境線が開業したこともあり、具体的な計画に至りませんでした。この駅から三平駅(さんぺいえき)までは、1986年に開業しています。

 三平駅はNR風杜環状線、風杜電鉄線と接続している駅です。この駅で各線から中心部へ向かう乗客が乗り換えてきて、坂元駅(さかもとえき)方面へ向かいます。この駅から久保駅(くぼえき)までは、1984年に開業した区間です。

 坂元駅は1号線と接続している駅です。1号線とは対面接続出来るようになっており、1号線のA線・B線の間に挟まるようにして当路線の線路とホームが設けられています。

 大坪駅(おおつぼえき)で再びNR風杜環状線と接続すると、次は富原電鉄と接続する久保駅です。久保駅は2面2線の駅。かつてはここから富原電鉄に直通する計画があったものの、富原電鉄側が拒否したことから実現しませんでした。しかし乗り換え需要は多く、線内で4番目に乗降客数の多い駅となっています。

 久保駅から小間子駅(おまごえき)までの区間は、1995年に開業しました。この区間の開業と同時にNR城水線への直通運転が開始され、4号線の路線愛称が「城水線」となりました。NRとの境界である小間子駅は2面3線で中線を有する構造で、中線は地上にある車両基地へと繋がっています。

NR富原管轄区間

NR6000系は、新型車両による置き換えが進んでいる。

 小間子駅から惣神駅(そうじんえき)までは、1985年に開業しました。当初より地下鉄4号線との直通運転が想定されていましたが、地下鉄建設の遅れから1995年まで都心直通電車を運行できませんでした。開業当初は4両編成で運行されており、運行本数も現在より少なくなっていました。

 2つめの駅である芝山駅(しばやまえき)は、相対式2面2線の地下駅。駅は富原電鉄西風本線の下に設けられており、地下通路によって結ばれています。当路線の開業時はこの駅でほとんどの人が乗り換えていきましたが、地下鉄直通開始以降は乗り通す人がほとんどとなり、乗り換え客の姿を見ることは少なくなりました。

 富原電鉄西風本線の乗客も、この駅で乗り換える人は少ないです。というのは、風杜メトロ管轄区間内の久保駅(くぼえき)で乗り換えた方が早く、かつ安い(初乗り運賃が風杜メトロ分のみとなるため)ためです。

 惣神駅は2面4線の駅で、風境線と駅を共有しています。当路線が外側の1番線と4番線、風境線が中央の2番線と3番線を使用しています。また、駅の西側には車両基地が設けられており、当路線と風境線の車両が留置されています。

 惣神駅から終点の城水駅(じょうすいえき)までは、1997年に開業しました。丘陵地帯にあるニュータウンと共に建設されています。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年04月02日

当ページ公開開始日 2023年03月29日