結急上浦線

概要

 上浦線(うえうらせん)は、知元県居城市の居城駅(いじろえき)と、上浦市の小磯駅(こいそえき)の間を結ぶ結急電鉄の鉄道路線です。1928年に旧知元急行電鉄上浦線として全線が開業し、その後神豊急行電鉄→結急電鉄に引き継がれました。

 路線名の由来となっている上浦市(うえうらし)は米所であり、かつては一面に田んぼが広がっていました。また、海と山が適度に近く食材が手に入りやすいということで、食品加工業も盛んです。この上浦と神場をできる限り直線的に結んで欲しいという、地元の人々による要望で建設されました。


運行形態

 最も本数の多い朝7時台は、上浦駅基準で11本もの電車が神場都心へ向かいます。各駅停車8本、急行2本、特急1本が設定されており、急行は小磯駅から上浦駅までの各駅と、成和、稲毛、日吉、丸山、名塩、居城に停車します。急行は夕方にも設定されており、18時台と19時台にそれぞれ1本が運行されます。

 特急は小磯駅-我妻空港駅間で運行され、1時間に1本ほどが運行されています。8両編成で、小磯を出ると上浦、居城、宮川、神場、時野、我妻空港に停車します。

 10時から15時台までは、準急が毎時4本(15分前後の間隔)運行されます。この時間帯の電車はすべて知元線・林間都市線に直通し、林間都市駅まで運行されます。

 なお、すべての種別ともに8両編成で運行されます。

沿線解説

 起点の居城駅(いじろえき)は、神場駅からおよそ35kmほどの位置にある郊外の駅です。当路線が分岐するだけでなく、勝亀鉄道・知元方面からの各駅停車が折り返したり、特急と各駅停車の接続が行われたりする拠点駅ということで、駅の北側(知元線と当路線の線路の間)には車庫(知元総合車両センター居城支所)があります。

 車庫を左手に見ながら坂を上り、東へカーブすると南山駅(みなみやまえき)に到着します。駅周辺は平坦な場所が少なく、近くの住宅地は斜めになっている場所を上手く造成して建てられています。坂が多くて画にはなりますが、足腰が弱かったり、体力がなかったりする人にはキツイ場所です。

 南山駅を出ると坂を下り、名塩川(なじおがわ)を渡ります。程なくして2面2線の名塩駅(なじおえき)に到着します。この駅周辺は谷になっており、線路は盛土の上に敷設されています。

 名塩駅を出ると再び坂を上り、次の生瀬駅(なませえき)からは坂を下ります。アップダウンの激しい区間で、昔から運転にはかなり気を遣う区間となっています。上る時は空転、下るときはブレーキ操作に神経を使うようで、居城駅から丸山駅にかけての区間は、余裕を持ったダイヤが組まれているようです。

 丸山駅からは比較的平坦な区間が続きます。土地が余っているので1980年代から沿線の宅地開発が進められていきました。急行停車駅である丸山(まるやま)、日吉(ひよし)、稲毛(いなげ)、成和(なるわ)の各駅前にはマンションが建っているほか、それ以外の駅も駅周辺に関しては住宅地となっています。

 上浦駅(うえうらえき)は上浦市の中心となる駅で、NR東海岸線と接続しています。駅は島式2面3線(中線あり)で、ラッシュ時にはこの駅始発の電車も設定されています。

 終点の小磯駅(こいそえき)は海岸に近い駅であり、かつてはこの駅へ向かう海水浴臨が多数設定されていました。

 NR東海岸線は「津沼色」と呼ばれるデザインのN1328系などが走っています。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年11月17日

当ページ公開開始日 2023年06月25日