松波快速鉄道

概要

 松波快速鉄道(まつなみかいそくてつどう)は、1991年10月に開業した鉄道路線で、八田山県松波市の馬込駅(まごめえき)と河南市の戸川駅(とかわえき)を結んでいます。

 1970年代に八田山市営地下鉄東西線(小森駅-馬込駅間)の延伸区間として計画され、八田山市外を走ることから第三セクターの「松波快速鉄道」として運行されることになりました。

 八田山都心と松波空港、また沿線のニュータウンを結ぶアクセス路線として機能しており、1991年10月に馬込駅-松波空港駅間、1993年に松波空港駅から木曽駅間、2001年に木曽駅から戸川駅間が開業しました。

 八田山方面へは八田山市営地下鉄東西線及び、結急澄川・芝山線との相互直通乗り入れを実施しています。


運行形態・車両

 電車は10分間隔で運行されています。大半の電車が八田山市営地下鉄東西線、結急澄川・芝山線への直通運転を行っています。すべて6両編成です。

松波快速鉄道2000系

 2023年3月18日ダイヤ改正でデビューする予定の新型車両です。

松波快速鉄道1000系

 開業時から運行されている車両です。

八田山市営地下鉄4000系

 2000年に登場した車両です。

結急54203系

 1991年から1996年の間に、旧仙豊鉄道が導入した車両で、現在は結急電鉄所属となっています。

沿線概況

 起点の馬込駅は、松波市と八田山市の市境にある駅です。駅は松波市内にありますが、駅の管理は八田山市営地下鉄が行っています。地下2面4線構造で、2005年以前はこの駅で快速(当時は毎時4本運行されていた)の待避が行われていました。

 馬込駅から茂野駅の間は、標高が高く起伏の激しい地域を走ることから、地下区間となっています。途中駅は地上とホーム階の高低差があることから、エレベーターやエスカレーターを多く設置しており、通常時は階段を閉鎖しています。

 茂野駅からは地上に出て、1970年代から造成が開始された「松波ニュータウン」の中を走っていきます。松波空港を中心としたニュータウン地帯には、空港が近いという立地を活かして物流拠点などが多く設けられているほか、企業の研究機関も集中しています。

 松波空港駅は、八田山空港(宗佐市)に代わる空港として開港した松波空港のターミナルに直結している駅です。現在でこそ結急松波空港線も乗り入れるようになりましたが、開業した1991年から2003年までは、当路線だけが唯一乗り入れる鉄道路線となっていました。

 2003年以前に運行されていた快速は、地下鉄八田山線方面から松波空港駅までの間で15分間隔運転されていました。当路線内は馬込駅にのみ停車し、地下鉄線内にも通過駅が設定されていましたが、結急松波空港線(当時は両得電鉄)の開業によりお役御免となってしまいました。

 木曽駅(きそえき)までの区間は、1993年に延伸開業した区間です。木曽駅は結急轟線と接続する駅であり、高架2面2線の駅となっています。当初の計画ではこの駅で優等列車の待避を行う予定だったため、2面4線に変更できるような構造となっています。

 木曽駅から終点の戸川駅(とかわえき)までは、河南市内の山岳地帯を走ります。平地が少ないため、駅周辺のマンションなどが密集している地帯以外は森や崖ばかりです。

 終点の戸川駅は「河南川」に近い山奥にあります。近くには竜神の滝や屋敷山への登山道などがあります。駅周辺には高層マンションが建設されていますが、その数は多くありません。環境保護のため開発できる場所を制限していることや、地形的な理由によりごく僅かな場所にしか建てられないのです。本来は戸川駅から先、江降駅(えこうえき)まで延伸される予定でしたが、採算の問題で中止されてしまいました。


※当ページの内容はフィクションです※

当ページ最終更新日 2023年01月01日

当ページ公開開始日 2022年10月01日