塩見県(しおみけん)は、富原地方南東部にある都道府県です。大半が山岳地帯であり、昔から林業や漁業など自然を活かした産業が盛んです。県庁所在地である塩見には火力発電所や石油コンビナートがあり、人口の大半は塩見周辺に住んでいます。
険しい地形の場所が多いことから、交通網の整備があまり進んでいません。県内の主要な交通機関はNR線で、平磯から塩見新線を経由して塩見駅へ向かう電車特急が1時間に1本ほど運行されています。この特急が経由する塩見新線は、1997年に開業した高速在来線であり、最高速度160km/hでの運行が行われています。
普通列車は塩見本線では1時間から2時間に1本ほど、松木線では2時間に1本ほどが運行されています。また、快速列車やディーゼル特急「しおみ」も走っています。