遠山原総合車両センターは、遠山原エリアや来急支社管内などで活躍している車両のメンテナンスや改造工事を行っている車両センターです。2024年10月に彦原線畑岡駅の近くに新設されました。
畑岡駅近くの本所と、菊園支所(旧菊園車両センター)の2箇所が主な拠点となっているようです。
遠山原特急線経由の特急列車に充当される編成です。
遠山原特急線列車が39運用、仁戸崎・桃志線運用が4運用の合計43運用を受け持っています。
160km/h運転に対応している特急型車両です。現在は10連48本が在籍しています。
2008年から2013年にかけて10連55本が導入されました。
2016年には、VVVFインバータ制御装置をフルSiC適用型に変更した「500番台」10連2本が導入されています。
2019年10月改正で遠山原特急線運用が47運用から42運用に削減、さらに2022年3月改正では42運用から39運用に削減されました。これに伴い10連9本が末広車両センター→福増総合車両センターに転属しています。
2024年10月に遠山原総合車両センター所属となりました。
6連8本が在籍しています。遠山原エリアで運行される特急の一部に充当されているようです。
RE系と同じ走行機器を用いることで、160km/h運転に対応しています。10連19本が在籍しています。
2019年度車は10連11本が在籍しています。
2021年度(10連5本)、2024年度(10連3本)増備車は前面デザインが変更されました。
8連57運用 予備3本 合計8連60本
8両編成は、遠山原線などで運行されています。
4連14運用+予備2本 合計4連16本
2連16運用+予備3本 合計2連19本
8連31本が在籍しています。遠山原エリアでの運行を開始したのは2021年4月11日(日)からのことで、昇田車両センターから転入した車両に、津喜線、遠山原線都心側でのプラスカー連結に伴い余剰となった中間車を連結して8連化しました。
その後、2022年8月までには追加で17本が転入し、同数の70系50番台が置き換えられました。
2023年3月18日から運行されている車両で、8連6本が在籍しています。
見た目は10系100番台とほとんど変わりませんが、元は来急本線で運行されていた交直流車「2360系」の6連であり、これに余剰となっていた10系100番台の中間車を組み込み8連化したものです。
なお、交流用の機器類はすでに不要となっていたことから撤去されており、機能的には10系100番台と同じです。
2360系から組み込まれた車両は、車内の案内表示器が2段LEDとなっていましたが、転用時に2画面LCD(片側はデジタルサイネージ)に変更されています。
VVVF車4+4連16本、4連10本(日吉支所配置)が運用されています。
初期形は界磁チョッパ車4+4連2本と4連3本、中間に後期型VVVFモハを組み込んだ4+4連5本、先頭車化された2連6本(VVVF車)が在籍しています。
2連13本と4連3本が在籍しています。
以前は所要8連47本、6連20本でした。
80系100番台 4+4連8本 (2022年3月12日ダイヤ変更で、末広車両センターに転属)
もともとは古林線(現在の遠山原線東兵庫~古林)系統に4+6連として導入された編成です。後継車両の導入に伴い菊園車両センターに転属し、4+4連に短縮されました。
2022年3月時点で、6連21本が在籍しており、そのうち1本は以前運行されていた1510系をイメージした特別塗装車となっていました。現在はすべてが昇田車両センターに転属しています。
80系0番台特別塗装