2017年4月に津喜みなと鉄道線は「アーバンループ線」の一部に組み込まれ、また津鐘電鉄(当時)との直通乗り入れを終了しました。このページでは、まだアーバンループ線が開業しておらず、津鐘電鉄も乗り入れてきていた2017年3月頃の様子を紹介します。
当時は津喜~津喜みなと間のみ開業しており、一時間あたりの運行本数は8本(7分30秒間隔)でした。両得津古線に直通する急行古林行きが4本(15分間隔)、津鐘電鉄(当時)に直通する急行片貝行きが4本(15分間隔)運行されていました。
車両は津喜みなと鉄道所属の80系と1000系津古線、津鐘電鉄双方に乗り入れたほか、津古線直通は両得電鉄の車両、津鐘電鉄直通は津鐘電鉄の車両により運行されました。
津喜みなと鉄道1000系
津喜みなと鉄道80系
津鐘800形
津鐘700形
津鐘700形ダブルデッカー
ダブルデッカー車は急行運用に入ることが多かったため、津喜みなと鉄道にもよくやってきた。
津鐘600形
津喜高架市電への直通に対応している車両で、車体が短いことが特徴。4両編成であるが、大半の運用が2編成つなげた8両編成として運行されていた。しかし車体が小さく、ドアも片側2ドアということで混雑しやすかった。急行運用に入ることはあまりなく、津喜みなと鉄道ではたまにしか見られない存在だった。
津鐘500形
前述の600形と同様の理由で、津喜みなと鉄道に乗り入れることはあまりなかった。
両得30系10番台
現在でこそ津古線の主力となっている30系であるが、2017年3月時点ではアルミ車体の10番台がわずかに在籍するだけだった。
両得10系100番台
当時の津古線の主力。現在は増結中間車を連結して津喜線や遠山原線に転用されている。
両得80系0番台(※当時は結急ロゴ未貼り付け)
両得70系50番台