1968年に登場した電車。1962年に登場した1300系の改良型車両で、性能はそのままに台車を空気ばね台車に変更している。
この電車が登場した1968年頃の来戸本線は、電化されていない区間があったことから客車列車が多かった。当形式は、すでに直流電化されている区間のみを走る客車列車を置き換えている。
編成は当初4両編成を2本連結した8両編成だったが、4両単独で運行することが少なかったため1972年以降8両貫通編成で導入されている。1975年からは中間車を増結して10両編成となった。
1982年まで導入された後、2007年以降は10系1300番台による置き換えが進められ、2009年に引退した。