地下鉄津喜線は、1960年に「地下鉄広鐘(ひろかね)線」として開通した地下鉄路線である。この路線の目的は、混雑が激しい信濃本線や両武本線の混雑緩和や、両得電鉄浦原線(当時)の利便性向上などである。
起点は中窪駅。2018年3月9日までは日向道場駅までの路線だったが、2018年3月10日のダイヤ改正以降、永京~日向道場間は両得電鉄が管理、運行する区間となっている(2010年3月から両得電鉄の乗務員による運行が行われていた)。
オフィスビルが多く立ち並ぶ永京駅周辺などを通るほか、両得電鉄や雪松急行電鉄、NRからの直通電車が多く乗り入れていることから、終日利用客が多い。特に混雑する区間だったのは、現在両得電鉄の区間となった永京~日向道場間。両得電鉄の路線となった2018年3月10日以降は線路が増設(急行線新設)され、運行本数の増加と混雑の緩和が実現した。
永京駅の地下鉄津喜線ホームは2面4線。かつては当駅で折り返す電車が多かった(両得側、NTR側両方あった)ことから、駅は常に混雑し電車の折り返し時間にも余裕がなかった。急行線が両得電鉄側に新設された現在は、この地下鉄津喜線ホームで折り返す電車がなくなり、電車のダイヤに余裕が生まれている。
ちなみに、2018年3月10日ダイヤ改正による一部区間両得電鉄化であるが、2015年までの計画では永京地下鉄が急行線新設後も引き続き運行を行う予定だった。急行線新設工事は2005年に開始され、2017年に完成。その後試運転の後に開通した。
65系(2017年登場) 10連6本
57系(B修工事実施車)
57系 10連6本
2007年に地下鉄南北線から転属。
55系(2012年以降B修工事実施車) 10連3本
制御装置をIGBT-VVVFインバータに更新したほか、主電動機はPMSMになっている。
一部編成は2018年に両得電鉄に移籍し、三城総合車両センター所属となっている。
55系ワイドドア車 (引退済み)
55系(1988年登場)
電機子チョッパ制御。両得電鉄に移籍した車両も存在した。
37系
地下鉄民谷線から一時的に貸し出されていた車両。
35系(1964年登場)
地下鉄広鐘線開業時から活躍していた形式。2007年に引退済み。