西倉電鉄

概要

 西倉電鉄(にしくらでんてつ)は、風杜県西倉市などに路線網を展開している大手私鉄です。

 路面電車を発祥としていることから、駅の間隔がNR線と比べて短く、また車両のサイズも一回り小さいです。高頻度運転を特徴としており、昼間でもすべての区間で10分以内に電車がやってきます。

 自慢の赤い車体は、かつてアメリカを走っていた路面電車を模したものと言われており、その路面電車がなくなってしまった現在も受け継がれています。


車両

6000系

 2021年3月のダイヤ改正で登場した車両です。SiC-VVVFインバータと、PMSM(永久磁石同期電動機)を組み合わせており、加速度4.0km/h/s、最高速度120km/hを両立させているのが特徴です。高い加速度を活かし、普通電車に充当されることが多いようです。車体は富原製作所製、電装品はVVVFインバータが津喜製作所、PMSMが深芝製です。

5000系(IGBT-VVVF)

 2010年に登場した通勤型車両です。バリアフリー化を推進するため、ドア開閉チャイムや17インチLCDを採用し、視覚的にドアの開閉や案内表示がわかりやすい車両となりました。

4000系(IGBT-VVVF)

 2002年に登場した車両です。3000系の設計をベースとしていますが、一部に汎用品を用いてコストダウンしました。

NE00系

 1997年に登場した特急用車両です。平川線特急のサービスアップを目的として、座席をロングシートから転換クロスシート(一部を除く)に変更しました。また、車体デザインも白を基調としたものとし、既存の車両と区別できるようにしています。一方で、基本的な設計は3000系をベースとしています。

 2008年からは有本線系統でも「通勤ライナー」として運行されるようになっています。

3000系(GTO-VVVF)

 1991年に登場した通勤型車両です。車体をアルミ製にして軽量化したほか、直流モーターよりも効率のよい交流モーターを採用しました。また、集電した直流電力を交流に変換するための「VVVFインバータ制御装置(GTO素子)」も搭載しています。

 高い加速度と高い最高速度を両立した車両であり、特急から普通まで幅広く活躍しています。

2000系

 1982年に登場した車両です。1000系の設計をベースにしていますが、窓の固定窓化及び内装デザインの変更が行われました。ライトが角張ったのもこの車両からです。

1000系(界磁チョッパ) 1975年登場

 1975年に登場した通勤型車両です。従来の車両(抵抗制御方式)よりも少ない電力で走ることができる「界磁チョッパ制御」を採用したほか、運転席のコントローラーをツーハンドルタイプからワンハンドルタイプ(両手操作形)に変更しています。

 一方、界磁チョッパ制御には半導体が使われており、半導体の老朽化及び代替部品不足により、一部の車両は先に登場した9000系よりも早く廃車されてしまいました。

9000系(抵抗制御) 1968年登場

 1968年に登場した通勤型車両で、8000系をベースに設計されました。8000系が1両単位で組み替えできたのに対し、この車両では制御装置のコントローラーを減らすため「2両ユニット方式」を採用しています。1つのコントローラーで1両目4台と2両目2台のモーターを制御できるようになっています。

 非常に使い勝手がよい方式だったようで、2両ユニット方式は後に登場する車両にも採用されています。

8000系(抵抗制御)

 1958年に「高性能電車」として登場した通勤型車両です。それまでの車両よりも少し大きな車体と、「高性能」の名に恥じない最新鋭の走行機器を組み合わせた車両で、1967年まで製造されました。

 2両編成から8両編成まで、編成を組み替えて柔軟に運行できるのも特徴です。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2023年10月21日

当ページ公開開始日 2022年04月03日